結婚相手は慎重に 恋人選びはお気軽に
その11
真実愛した相手としかセックスしてはならないのであれば、この世は童貞と処女で満ち溢れているに違いない。
あのさ、愛せますか?他人を。
愛って言うものが最終的に帰結するのは、結局は自己なんだと思うの。
自分が好きな人間は他人を愛せるんだと思うの。
だから恋愛を楽しめる人が、バカっぽくても幸せそうなのは「そういう事」なんだと思うのです。
その12
この春おすすめの口説き文句。
「私はあなたの主語になりたい」
どうぞお試し下さい。
「僕は君を守る! 君を守護する天使になる!」みたいなのを昔少女漫画かなんかで見た事がある気がするんだけど、それより「主語」にしてくれた方が、鬱陶しいくらいの愛を感じるわー。の意。
その13
老いは誰にでもやってくる。
25を過ぎた女の顔は、その心をうつす鏡である。
年を取るとさ、見事に人間性が顔に出るね。
「人は顔じゃないよ」というそれが美醜を問うているのなら、まぁ分からなくもないけれど、それそのもの「顔」そのものだったら「人は顔で大概の事は分かるよ」と言いたい。
その14
惚れてはいても愛する事は決してない、そんな関係もある。
どんな関係だよ!
意味分からんー。意味分からんけど、昔自分が書いた小説を漁ってたらこうやって書いてあったのー。あったのー。
でも意味分からんの。なんで当時の私はこんな事思ったん?深そうで実に浅いという戒め呟き。
その15
浮気とは「モスはとっても好きだけど、たまにはチープにマックを食べたい」その程度の事なんじゃないのか。
どんなに好きでも毎日食ってりゃ、そりゃ飽きる。
とはいえ、マックは意外にクセになるから要注意。
「そこをグッと我慢するのが理性でしょう」
理性って本当にそういうモンかぁ?
作品名:結婚相手は慎重に 恋人選びはお気軽に 作家名:有馬音文