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ふうギャル日記♪~ユキの物語~

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例えば全くの新人が、ホテルに入ってお客様の靴を揃える事を忘れても、お客様の服を丁寧に脱がせることができなくても、モタモタしていようが、ようはその女の子がお客様の好みにどれくらい近いか、どれだけ雰囲気をもっているかで勝負は決まる訳である。

全く何も出来なくても、お客様の好みの顔、スタイル、雰囲気であれば、新人らしくて初々しいと言われ、全く好みの女の子でなければ、お客様はハズレを引いたと思うわけである。
私の中でユキに対して、こんな講習がなんの役にたつのか…
まるで、手遅れの癌患者を無意味に手術しているような感じに思えてならなかった…

私が無意味と思いながら教えている事をユキは必死になって覚えようとしている…
私はそれでも、シャワーから出てベッドへ行くまでの事を細かな点までユキに教えていった。

いよいよベッドプレイである。
まず、私は相手の女の子が経験者か未経験者かによって言葉わけている。
経験者の女の子であれば
「俺を自分のお客様の中で一番いいお客様で、絶対またきてほしいと思ってるお客様やと思ってサービスしておいで。」

未経験の女の子に対しては、「俺を今までの彼氏で一番好きやった彼氏やと思って、その彼氏にめちゃめちゃ気持ちよくなって欲しいと思って尽くしてごらん。してもらうのが好きな彼氏おらんかった?」
というような感じである。

センスのある女の子であれば男を責めながら、自分も興奮したり、感じながら責めてくるし、足の指まで舐めてくる子もいるのである。まず、ここまで入り込める子は必ず売れっ子になっていくし、何百万単位で稼いでいくようになる。

当然ながら、ここまでの女の子にはなかなか巡りあえない。
私の知っている最高の女の子と言えば月間本指名がホテルヘルスで137本という記録を残した、ある女の子も業界未経験で入ってきた時に、「大好きな彼氏やと思って…」という私の言葉で足の指まで舐めてきた。
ふと、そんな事を思い出したが、今はユキに集中しないといけない。

ユキは私の言葉に頷き、ゆっくりと私のの首筋にキスをしだした…

ユキの責めから始まった講習は、途中まったくと言っていいほど私は口を挟まず、ユキの思ったとおりににさせてみることににした。
ユキは時折、不安げな表情で私を見つめてきたが、

「俺の反応は気にせんでいいから・・・」
という私の言葉に頷きながら続けていく・・・

あまりにも単調な責めに、どう指導してよいものか私の頭はだんだんとそのことでいっぱいになってきた。

「ユキ?」
「えっ・・・」
「今度は俺がユキを責めるから、お客様がどうされればいいのかお前自身で体感してごらん。」
「自分が気持いいってことをユキがお客様にしてあげたらいいだけやから」
「はい・・・」

私とユキは体を入れ替え責める側と受ける側も入れ替わった
まず、ユキの右側の耳と首筋をゆっくり丁寧に舌の先で舐めていく。
耳は外側のから、丁寧にうちに向かって舌を這わせ、時折り、音を立てていく耳たぶを甘噛みしながら左の耳も手で優しく触っていく。首筋を舐めながら、反対の首筋をフェザータッチで撫でていく。首筋から肩甲骨に降りてゆき手で肩、脇腹、太ももの外側もフェザータッチで触れていく。
ふと、気がつくとユキが小刻みにふるえている。

「ユキ、どうした?」
「・・・」
「なんや?緊張してるんか?」
「・・・」
「どないしたんや?休憩するか?」
「#$%&~\・・・」
「えっ!?聞こえへん」
「おどうさん・・・感じるぅ・・・」
「へ・・・?」
「お前、今ちょっと触っただけでやぞ?」
「だって気持いいもん・・・」
「いや、気持いいんはええけどそれをお前がお客様にせなあかんねんぞ!」
「もうちょっとしてくれたら頑張るぅぅぅ」
「えっ」
「お父さん声だしてもいい?」
「はぁ?」
「だって我慢でけへんねんもん・・・」
「声ってこれ講習してんねんで・・・」
「わかってるけど声だしたらアカンって思ったら余計に興奮して・・・」

普通の女の子なら講習でたとえ感じてしまっても恥ずかしいのが先にたって声をだすことはあんまりない。
最近の風俗店には、女の子が嫌がるといった理由でこの講習もしない処が多く、接客を女の子に全面的に任せてしまう店が多い。
それだけ、性に対する知識も最近の女の子は豊富にあるし、そのほうが逆にお客様の受けが良いという声も聞かれる。
しかし、全く任せてしまうと手を抜いたりキャラだけで終始通してしまう女の子が出てくることもあって、キャラやお客様とのフィーリングで指名を取れることもあっても長期間、同じお客様の指名を維持することは出来ない。

基本的に「男は結婚していても浮気をする生き物である・・・。」
そういう点をかんがえると指名を維持することがいかに難しいことかが解ってくる。
3回目の指名からが本当の指名と考えるべきであって、それまでは指名だからといってなぁなぁな話し方やサービスで手を抜くことは禁物で、お客様は困ったことに前回以上の楽しみを期待してくるものである。

「お前イッたことあんのか?」
「一人エッチのときはイクんやけど・・・」
「男に触られてイッたことはないんか?」
「うん・・・イカせておとうさん。」
「アホ!講習やぞ!」

ユキの反応がどこまでいくのか見てみたくなり、私は少し本気で責めてみてみることにした。
20分ほど責めた時点でユキは合計5回もイキ、途中に失禁してしまうほどの感度の良さで、処女なので何回か試みたが、やはり指入れはどんなに濡れていても痛がってしまう。

「お前、河野さんに講習してもらった時は感じへんかったんやろ?」
「だって・・めちゃめちゃ緊張してたし・・・それどころじゃなかったもん。」
「なるほど・・・」
わたしは確信した!
「こいつ、おもろい!!!」

こんだけ感度がよければ絶対に男として楽しくないはずがない!
その後、ユキにこの感度の良さが絶対に武器になることを教え込み、店舗に帰ってから早速、会員メールと店舗ブログで打ち出した。

まさに、エロ小説ばりのブログを書き、普段はオプションのピンクロータもユキに限って無料にし、お客様にユキ楽しさを味わってもらうために打ち出しを開始した。

ブログを見て、ユキを指名するお客様が少しづつではあるが増えだした。
受付スタッフも私から話を聞いておもしろおかしく勧める。
お客様もユキのパネルをみて一旦は尻込みするものの、怖いもの見たさにパネル指名していただける。

邪道ではあるが、私にはもう「これしかないっ!」
そう自分に無理やりにでも納得させて打ち出しを続けた。
ユキの給料も7月は週6で昼1時からラスト0時まで出勤して30万円に満たなかったものが8月は同じ出勤で50万円を超えた。

普通の女の子であればここで満足してしまうし、出勤を減らすなんてことにもなってくる。
しかし、ユキは全く出勤を減らすこともなく、ハングリーに稼いでいった。