MagicMushRoom
なんかいきなりだけど、考えたら、自分のこれまでの人生で結構感銘受けたというか色々考えさせられたなって思うのがヤンキーの人らだ。
自分は全くヤンキーとは違うし、彼らのようになりたいと思ったこともない。
だから、今ちょっとこうやって社会に対してちょっと反抗的な態度を取ってると、誰かに高校デビューだとか言われるのでものすごい困る。
ほとんどのやつらは、ヤンキーかそうでないかというように、1次元的にしか人のタイプを分けれてないのだ。
だからと言って、じゃあまことは一体何?って聞かれると答えれない。一度元カノに、おれってどう見られてる?って聞くと、「うーん、ハミってるんじゃない?」と言われたので、「ああ、確かに。」とその立ち位置がしっくり来ていて、それでいいかなと思ってる。
みんなとわいわいがやがや仲良くしたいと思うのは小学校中学校までで十分で、別にそんながっつり溶け込まなくってもごくごく小数友達がいるだけで十分だからだ。
で、ヤンキーの話しをすると、中学ん時、ヤンキーがものすごく怖かった。
特にチキンなおれは、暴力がものすごく怖かった。何組の誰々をシバいただとかいうことを聞くと、なんて残忍なやつらなんだ!と思ってた。
女子は女子でそんなやつらに憧れてるから、そういう意味では確かに羨ましいなって思ってたけど。
自分は小学校の頃から調子乗りで、ともすれば"目をつけられる"ことになりがちだけど、
面白いキャラを確立出来ていたし友達もそれなりにいたので、助けてもらってた。
でも最近原付、しかもよりにもよってZRなんかに乗るもんだから、これは調子乗りすぎってことで4ヶ月くらい前に一度絞められたけど、まあ調子に乗ってるといえば調子に乗ってるし仕方無い。
顔を殴られた訳ではないし、無い方がマシのプライドをずたずたに傷つけられてコンプレックスを植えつけられたことで、むしろプラスになったとさえ思う。
中学の時は全くわからず最近なんとなくわかってきたことだけど、彼らは自分なんかよりももっと深いレベルでの悩みを抱えていて、社会に抑圧されるどころか、まず社会に裏切られるところからスタートしたパターンが多いから、だから必死でそうじゃない人らのコミュニティを築こうとしているのだと思う。うん。
なんて今となってはこうやって自分の中ですっきり出来るような解釈を無理矢理するけど、本当のところは、わからない。
あーあ、何でこんなに色んなことをまとめようとしてるのだろうか。
やっぱり今日自分は死ぬと思ってるからだ。
そんな風に思いながら、やっと一口目のカレーを口に運ぶ。
作品名:MagicMushRoom 作家名:makoto