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MagicMushRoom

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※注意
 この作品には、一部自殺、違法薬物使用といった表現が含まれていますが、
 上記行為を勧誘・誘発・助長している訳ではありません。

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2階の自分の部屋の椅子に座って、おれは机の上に置いたカレーをじっと見つめている。
普段はリビングルームで家族でご飯を食べるが、もう母さんの顔を少しでも見るのが嫌だった。

部屋の鍵を閉めて、でもこの部屋の鍵は外から簡単に10円玉を回せば開けれるし、実際におれが鍵を閉めてても母さんは何の気なしに入ってくるから、自分だけの空間なんて、この先もずっとありやしない。
おれはこのままずっと、親だとか教師だとか、例えばこの先就職したら部長だとか上司だとかに監視し続けられるのだろう。
そうして、お作法(笑)だとか常識だとかを叩き込まれ続け、そのうちには去勢され、何もかも無くなって、きっと人生を終えるんだろう。

おれは表現力も何も無いから、おれに出来ることと言えば、少し反抗してみるだけ。駄々をこねる赤ちゃんとたいして変わりはしない。
でもおれはもう17歳だし十分にわかってる。レールというか決められた道からちょっと逸れて反抗なんてしても、何も変わらない。
例えばおれは盗みが大嫌いだから盗みはしないけど、仮に盗んだバイクで走りだして自由になった気がしても、こーの支配からのー卒業しても自由になんてなれない。カリスマ尾崎豊でさえ結局自由になんてなれずに、覚せい剤で死んでしまった。

ヨーダよりもフォースが強かった最強ジェダイで最強メンヘラのアナキンでさえも、結局平和を目指して色々頑張ったけど失敗してダースベイダーになって最期は息子に殺してもらって死んでしまった。

なんて救われない話しなんだろうか。



おれはカレーの横に、ネットで10個5000円で買ったマジックマッシュルームを置く。

作品名:MagicMushRoom 作家名:makoto