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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第八回・伍】天体観測っぽく

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「…どういう意味ですか坂田さん」
京助がシロップのビンで坂田の顎をゴリゴリと攻撃する
「まんまの意味ですよ栄野君…金名羊子が栄野羊子になるかもってことですヨ~…ハッ!! てことはアレか! 俺 緊那羅の義父になるんだな!! そうか!!」
坂田が緊那羅を見て言った
「へ?;」
緊那羅がきょとんとした顔で坂田を見る
「お前も少し突っ込め!!;」
京助が緊那羅に言う
「ほほー!! 竜のボンと緊那羅がねぇ…そっかそか」
阿修羅がスプーンをくわえて何かを納得したように頷いた
「何納得してんだよッ;」
京助がシロップのビンで阿修羅の頭を叩く
「いやぁ…だってな? お前等…コノ地球でアレだ…同性別で愛し合ってるヤツらって六割位いんだぞ?」
「マジで!?」
阿修羅が言うと3馬鹿と京助が声を上げた
「わ…私は…何をどう何処に突っ込めばいいんだっちゃ?;」
溶けて液体になったカキ氷の入った容器を持った緊那羅がどうしていいのかわからずただボソッと言う
「よかったな京助!!」
中島が京助の肩を叩いた
「何がじゃ!;」
京助が中島の腹に肘をめり込ませた
「じゃぁヒマ子さんは?」
南が言う
「異種族同士でも結構結ばれてる種族あるからして…オケ?」
阿修羅が親指を立てた
「オケ!!」
「待てやゴルァ!!;」
3馬鹿も阿修羅に続いて親指を立てると京助が怒鳴った
「そういえばヨシコちゃんは?」
南が阿修羅とセットとなりつつあるヨシコがどうしたのかを聞いた
「ヨシコはアッチに残ってる」
阿修羅が小さくゲップをして答えた
「本当はなヨシコは【天】ってか…【宮】から好き勝手でちゃアカン立場なんよ」
阿修羅が言う
「それは緊那羅から聞いたけど…そんなに束縛されてんのか? アイツ」
中島が聞いた
「まぁ…それなりにヨシコは…な」
阿修羅が苦笑いで答えると中島が何故か黙った
「勝手が許されないんよな…自由っていう自由がないんよヨシコには」
阿修羅が言うと周りが中島と同じように黙った
「こないだもヨシコがいないいないで大騒動だったしな…しばらくは…謹慎だ」
阿修羅が静かに言う
「オライも今は面会許されていなんだよ」
「そんなに?;」
へラッと笑って言った阿修羅に南が聞く
「俺だったら逃げるね;」
坂田が言う
「逃げる事もできないんだナァこれが」
阿修羅(が言った