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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第八回・伍】天体観測っぽく

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「…いいな」
阿修羅が呟いた
「こりゃ…変わるわな…」
ふっと笑った阿修羅を緊那羅が見上げた
「あのお堅いだっぱやかるらん…【空】の面々…すんげく変わった…お前もな緊那羅」
阿修羅が首をコキコキ鳴らして言う
「いくら【時】にとっての重要人物だからってそうチョコチョコいかんくてもいいような気がしてたんだけんに…来たくなるのオライもわかった」
阿修羅の言葉に緊那羅が笑った
「…だから私は守りたいんだっちゃ」
緊那羅が言う
「役目は…大事なのはわかるっちゃ…でも私は…」
「言うな」
阿修羅が緊那羅の口に手を当てた
「…こないだの事忘れてないだろや? …上が何かしようとしてる…かもしれんよな」
緊那羅が目を見開いて阿修羅を見る
「…オライのカンが百発百中なら言い切れんだけどな…そうもよくはないんで」
阿修羅が緊那羅の口から手を離した
「もしかしたらなんだけんな…上は無理矢理に竜のボン達を起こそうとしてんのかもしれんのさ」
阿修羅が言う
「無理矢理…ってそんなことできるんだっちゃ?」
緊那羅が聞いた
「まぁ…オライの予測だけどな…でもアレだ…竜のボン達の役目としての力が起きれば【時】がくる…」
阿修羅が言うと緊那羅が眉をひそめた