カナダの自然に魅せられて ~憧れのカナディアンロッキー~(1
荷物を無事受け取って、いよいよ駅舎の外へ。
あれ?やっぱり改札はない…。
切符を見せなくてもいいんだ。荷物に荷札はついているのに荷物の確認もないぞ!
それもそうだな。途中停まったのは一駅だけ。
週の内3日だけ運行。しかも1日1便のみ、なんだもの。
乗るときに確認すればそれでいいんだ。不正をする人なんていないんだ。
数分おきにやってくる電車とごった返すホームや改札の見慣れた三宮駅や大阪駅が普通だと思っていた私には、とても不思議な感覚だった。
このVIA鉄道は時間がの~んびり流れていてとても落ち着けた。
誰もイライラしたり、焦ったりしていない。それぞれが、の~んびりと荷物を待っていた。
ジャスパーのダウンタウンは小さくて、お店もホテルもその小さな駅前に集中してるようだった。
まずは、ホテルに荷物を置いてお散歩だ。
ホテルはどこだろう。この駅の近くだと歩いても行けるだろうけど、わからない道を捜し歩くのは嫌だな。
長旅でもうしんどいんだもの、タクシーにしようよと3人の意見が一致して、タクシー乗り場でタクシーを待った。
作品名:カナダの自然に魅せられて ~憧れのカナディアンロッキー~(1 作家名:ねむり姫