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カナダの自然に魅せられて~リスを探して10日間(2)

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大きな生春巻きを二つ食べてお腹は満腹。
お腹も落ちついたので、他のグランビルアイランドの建物を見て歩いた。
途中でもらったパンフレットには、地ビール工場があるそうだ。喉が渇いたから飲みた~い!!でも、先に姉の希望でチョコの専門店に入った。


あ、そうそう、余談だが、私は今、「生姜」に凝っていて、何にでも生姜を入れるのだが、このチョコの店には生姜が入ったチョコが売っていた。
試食をしてみたが……であった。

多分日本人の舌に合わせた味なら、チョコとジンジャーのコラボもイケルと思うが、今回の試食はチョコと生姜がバラバラの味だった。
え~この取り合わせ!?と思うようなものでも、日本人の舌に合わせるとイケル飲み物や食べ物になるからね。つい最近飲んだジンジャー・ティー・オーレのように…。

姉は結局ここでもお土産を買わなかった。いつ買うんだろう。人ごとながら心配だ。

お店を出て、ブラブラ歩いた。
広場に円く円が出来ていた。その中心にはなにやら大道芸をやっていた。
次の広場からはバイオリンの音色が流れてきた。このアジアンテイストの市場にバイオリンは似つかわしくないと思ったが、若くて綺麗な女性がバイオリンを優雅に奏でていた。

ギターを抱えたストリートミュージシャンは日本にも多いが、バイオリンはまだ見たことがない。
最後まで聴いていたかったが、二人はどんどん歩いて行くので、走って付いて行った。

次に可愛い民芸品のお店があったので入った。
ちょっと高めだったが、欲しかった大きさのトーテムポールがおいてあったので、自分のお土産として買った。
いろいろ手に取って眺めていたのに、ここでも姉は買わなかった。

じっくり店内を見て歩いていると、美月が、
「スタンレーパークに行くんだったら早くしないと行けなくなるよ!」
「バスがもうすぐ来るよ!!」
と、急がせた。

お店の外に出ると、遠くにバスが止まっているのが見えた。
「あ、あれよ。あれに乗り遅れたら、30分後になるよ。」
「それは大変!」

走った、走った。ハアハアと肩で息をしながら、バスに乗り込んだ。滑り込みセーフ(^0^)v
あーあ、地ビールが飲めなかったなあ。