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「あ…迦楼羅…と乾闥婆も?」
キャミソールにミニのパンツスタイルのヨシコがヒラヒラ乾闥婆と迦楼羅に手を振った
「なんだその格好は…； それよりお前…昨日はいったい何処に…」
「やーん!! 可愛い～!!」
言いかけた迦楼羅が頭に感触を感じて言葉をとめた
「ボク、何処の子?」
蜜柑が迦楼羅の頭を撫でながら聞く
「ぼ…!!；」
「ボク…」
迦楼羅が驚いた顔で蜜柑を見ると迦楼羅以外が迦楼羅を見た

「…ブッ」
慧喜が噴出した
「ボク…」
リピートした3馬鹿と京助の顔が引きつり始め矜羯羅が後ろを向いて振るえはじめた
「かるらんって言うんだよ～蜜柑ねえちゃん」
悠助が笑顔で言う
「かるらんちゃん?」
蜜柑が聞き返す
「か…!?；」

「かるらん…ちゃん…」
迦楼羅が更に驚いた顔で蜜柑を見上げると乾闥婆が繰り返した
「…威厳も何もあったもんじゃないわね【かるらんちゃん】」
ヨシコがあからさまに笑いを堪えていますよというカンジに肩を震わせながら言う
「可愛いってさ…よかったじゃん【かるらんちゃん】」
同じく堪えてますというカンジが目に見えてわかる京助が迦楼羅の頭を撫でる
「…るらんちゃん…かるらんちゃん」
「やめんかッ!!； たわけッ!!!；」
制多迦がヘラリ笑顔で迦楼羅の頭を撫でると迦楼羅が怒鳴った
「ミカ姉最強」
中島がヒーヒー言いながら呟いた
「いや…最強で最高だ蜜柑さん」
笑いすぎて呼吸困難になりつつある坂田が中島につかまりながら言う
「かるらんちゃん何歳?」
蜜柑がにっこり笑いながら迦楼羅に聞いた
「な…；」
迦楼羅が数歩後ずさる
「おねえちゃんと遊ぶ?」
「はッ!?；」
蜜柑が言うと迦楼羅が素っ頓狂な声を出し周りがまた笑いのスタンバイにはいった
「だ…ッ…誰が遊ぶかッ!! たわけッ!!；」
迦楼羅が赤い顔をして怒鳴った
「こぉら! 駄目でしょ」
怒鳴った迦楼羅の頭を蜜柑が軽く小突いた
「そんな偉そうに威張ってると誰も遊んでくれなくなっちゃうよ?」
蜜柑が言うと乾闥婆と迦楼羅が同時に驚いた顔をして辺りが一瞬静まった