小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

【第八回】お祭りマンボゥ

INDEX|12ページ/29ページ|

次のページ前のページ
 

「ッ…;」
慧喜と悠助が無事ゼンゴの後ろに回ったのを見て緊那羅が側転をして触手から逃げるとその触手が今度は躊躇うことなくゼンゴの方向へと向きを変えた
「行ったぞ--ッ!!;」
坂田が京助によじ登りながら言う
「いでっ!; 坂田お前ソコ大事なところ膝で踏んでるってッ!!;」
京助が怒鳴る
「ああ…まぁ…落ち着け? な?」
そんな京助にハッハとエセっぽい爽やかな笑顔で坂田が言った
「悠助は任せたっちゃッ!!」
「オッケイなんだやなッ!!」
「任されたんだやなッ!!」
緊那羅が走りながらゼンゴに言うとふさふさの尻尾を立てて前後が触手を睨んだ
「緊那羅!;」
高く飛び上がった緊那羅が京助を掴んでいる触手の上に着地した
「ラムちゃーんッ;」
待ってましたというカンジで南が緊那羅を見上げた
「早く何とかしろッ!; じゃないと俺の息子が坂田に殺されるッ!!;」
右手をプルプルさせながら京助が坂田の膝から自分の大事なところを守りつつ緊那羅に言う
「…下と比べると緊張感が一気に薄れてるっちゃねココ」
緊那羅が団子になっている3馬鹿と京助を見てボソッと言った
「なんとかっても緊那羅の攻撃一時しか効いてなかったみたいじゃん?;どうすんだ?;」
中島が触手を足で突付いた
「そういやさぁ…ゲームでもこんなドロッドロした敵にゃ殴るとかの攻撃あんまり効かなかったよねぇ~…ラムちゃんの攻撃ってまさに殴ってますってのだし…」
南が緊那羅の手に握られている武器笛を見て言った
「じゃぁアカンやんッ!!;」
「ギャ-----------!!; 動くな坂田ッ!!;」
坂田が動くと京助が怒鳴った