趣味人の恋 6 (18~20章)
しかし逆に、地元の人間より【外の人】の方が詳しい場合もあるが(((^^;)・・・
翌日その事を香りに報告した。
翌朝香りに小説の構想を話した。
『うふふ♪それはいいですね♪(^_-)-☆楽しみだわ♪』
「そう思う?^^;・・それでな、香りには看護学校のこと色々教えてほしんや♪(*^^)v全寮制やったんやろ?授業の内容とか、門限とか、寮生の普段の生活とか(^。^)y-.。o○」
『分かりました♪アナタの為なら何でもするわ♪(^_-)-☆
それで小説のタイトルは?』
「(^。^)y-.。o○ジャジャ~ン♪【古都・純情物語】(*^^)v
どや?^^;・・・」
『うふふ♪素敵よ、アナタ♪(^_-)-☆』
「それと、小説の下書きを【マイフレ限定・日記】に書いていこうと思うねん(^0_0^)
それを香りがチェックして、ある程度のページ数になったら創作広場に掲載していこうと思ってる♪
つまり、香りがこの小説の【編集長】ってわけや♪(^。^)y-.。o○如何でしょう、香り編集長さま?^^;・・」
『まあ、私が一番最初に作品に触れることが出来るのですね♪(#^.^#)ウレシイ、ウレシイ♪』
「ただなぁ、チョット問題が・・(ーー゛)・・・僕の作品に人気殺到して女性のファンが100人にでもなったら、香りの【ヤキモチ】が心配で心配で^^;・・・・」
『・・・・(ーー゛)・・そんな事になったら、一軒一軒お部屋を訪ねて【ごあいさつ】して回ろうかしら?【上賀茂・葵屋の謹製焼き餅】持参して(-_-)/~~~ピシー!ピシー!』
「ひえ~~~~~!(ToT)/~~~」
そんなこんなで、僕の【創作広場デビュー】は決まった♪
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小説の舞台は【昭和50年の京都】とした。
僕が大学2年の秋だった。
タイトルに【古都】と入れている以上、京都市内の地名を入れた。
京都はよく言う【碁盤の目】のように整備されていて、南北の【通り・大路】、東西の【通り】に全て名前が付いている。
だから西大路通りと四条通りが交差する点を【西大路四条】と呼び、我々地元からすればすごく【合理的】だと思うのだが、他所から見ればそうとも限らないようだ^^;・・
それと地名・住所の後に【上る・下る】や【西入る・東入る】と云う呼び方も、京都独特のモノらしい^^;・・
今更言うのも何だが、京都と云う地は誠に【みやこ】にふさわしい土地だと思う。
『夏暑く、冬寒い京都盆地』ではあるけれど、風雨・地震などの自然災害に見舞われにくい土地である。
京都市内を南北に貫く『鴨川』にしても、森深い北山をその源流にしているため、多少の大雨でもその豊かな保水機能の為洪水等の災害は少なかったはずだ。
そして三方を山に囲まれた地形は台風などの大風から家屋を守ってくれたに違いない。
そんな伝統ある京都を舞台に【古都・純情物語】は
始まった(*^^)v
主人公の名前は【優一・瑛子】とした。
僕と香りの本名から一字ずつとり、男女交換した。
香りと僕は30数年前の京都に
タイムスリップした♪(^_-)-☆
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【 昭和50年秋
鰻の寝床と称される、間口3間足らずの町屋のガラス戸がひらき、濃紺で腕に白い三本線が入ったウインドブレーカーを着た優一が、「おかあちゃん、ほな、行って来るし!」
町屋の中を振り返り、機織りの音に負けないように、そう怒鳴って飛び出した。 】
そんな書き出しで香り限定の日記に物語を書き始めたのが
10月16日だった。
それに前後して、香りも自分の部屋で【お気に入り】と云う日記を書き始めた。
これは【全体に公開】であったため、徐々に「お客さん」もつき始めた♪
内容は正に香り自身の『お好みの音楽紹介』と云う形をとった。
youtubeからビデオクリップをコピーしてきて♪(^。^)y-.。o○
誰に習ったのだろう?^^;・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
僕も日記の巻末にビデオクリップを挿絵代わりに?入れた♪(*^^)v
しかし、本番の「創作広場」ではそのような事は残念ながら出来なかった・・・(ToT)/~~~
当然と云えば当然だけど・・^^;・・
香りの『お気に入り』は結構にぎわった♪
熱烈な?ファンも出来たし^^;・・
僕の気になる人も訪問していた。
【紫香さん】だった・・・
僕は香りとやり直すにあたって、自分に誓いを立てた。
『香り以外の人と交流を持たないこと』だ。
交流を持ってしまうと、香りの機嫌が悪くなると思っていたし^^;・・・
だから、たまに余所に訪問しても、足跡を残すだけでコメントも拍手もしなかった^^;・・
その為、プロフに【足跡御免・素通り歓迎コミュン】に入会していることを書き、余計にアヤシクなった事は前にも述べたが・・・
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!アヤシイ!
ただ唯一、【紫香さん】だけは日記を観に行き、拍手だけした。
それは香りにも言った。
言わば『香り公認』だったのだ^^;・・
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【紫香さん】とは・・
【紫香さん】の存在は【えい吉時代】から知っていた。
偶然に辿り着いた先で、NZ在住の紫香さんの存在を知ったのだ。
(ひょっとして、キリさんのこと、ご存じないかな?(^0_0^)・・)
僕はそう思い、紫香さんに伝言を入れた?
『そちらでキリさんと云う日本人の方をご存じないですか?』と・・
紫香さんの返事ではご存じないと云う事だった・・
(^^;・・・そらそうやな・・キリさんはトンガでは知らん人おらんやろけど、NZは広いもんなぁ^^;・・・)
と、一旦はそう思ったのだ。
そしてこの夏、香りとの間がこじれた後僕は今の「はじめ」と云うHNになった。
前にも述べたように、『香り以外の人と関わらない』積りでいたので、【外出】は最小限に止めていたのだが、どうもアノ
紫香さんの日記の事が気になり「はじめ」として久々に覗いたのだ^^;・・
すると・・・・・・・(*^^)v・・・・・・・やはり紫香さんはキリさんの事を知っている人に違いない♪
知っている人どころか、トンガではキリさん以上に有名な
【アキコ夫人(つまりキリさんの奥様)】に違いなかった♪(^。^)y-.。o○
その事を香りに報告すると、香りも時々【偵察】していたようだった^^;・・・
僕は時折、日記を読みに紫香さんの部屋に通った。
しかし、「僕は昔【えい吉】と云いました。」とは言わないでいようと思った。
はじめとして交流すれば良いと思っていたのだ。
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作品名:趣味人の恋 6 (18~20章) 作家名:ef (エフ)