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お下げ髪の少女 前半
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「おいしい夕食ありがとう。今夜のことはいつまでも忘れません」
「食欲旺盛でしたね。あの勢いで食べれば、もう少し立派なからだになれるでしょう」
「痛いところを突かれました。立派なからだになったら、美緒さんは僕の恋人になってくれますか?」
「わたしはまだこどもです。もう少し大人になったらお願いします。おやすみなさい」
それが最後の手紙だった。
作品名:
お下げ髪の少女 前半
作家名:
マナーモード