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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第七回・伍】ごー・あ・(田)うぇい

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「いやぁぁああああああああああああああああああああああ!! 勘弁な-----------------------!! 駄目!! アカン!! 堪忍----------------------!」
「ハイ。ウニ」
叫び散らす阿修羅をコレでもか! まだ動けるかキサマ!! 的に羽交い絞めにしている3馬鹿とエセくさい爽やかな笑顔でウニにハニワを手渡す京助
「ちょいまち------------------!! オライのやんけ! それ! オライのやんか--------------------!!; 堪忍!! ウギョ----------------------!!;」
ウニの手に渡ったハニワを見て半狂乱に叫び喚く阿修羅を冷静な笑顔で押さえつける3馬鹿
「マァマァ…落ち着いて」
中島が阿修羅を卍固めにしながら言う
「そうそうちょっと借りるだけなんだし~」
南が阿修羅の首にぶら下がって言う
「一生の別れとかじゃないんだし~」
坂田が阿修羅の足につかまって言う
「少しの間分かれたほうがお互いの良さを改めてわかるんじゃないんですか旦那」
京助が阿修羅の肩を叩いた
「では今から先生達がアイテムを隠します」
「ギャ--------------------------------------------------!!!;」
ノイズ交じりのスピーカーからの声と対を張るような阿修羅の声が青空にコレでもかというくらいに響いた
「それでは皆さんより多くの宝物を探し出したチームの勝ちですので頑張ってください」
その声とともにけだるそうに歩く者やる気満々で駆け出す者など私服と紺色指定ジャージ集団が動き出した

「のぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
そんな集団の中から大声とともに猛ダッシュで飛び出す一人の変態
「あっくん!!;」
それに続くは男子生徒の視線をコレでもかというくらいに浴びる少女
「…元気だナァ…」
京助がのたりくたりやる気なさそうに二人の後を追いかける
「いやぁ…ヨシコちゃんの格好見てると男の子はみんな元気になりますって」
南が笑いながら言った
「なぁ? 中島」
そして中島にふる
「別に」
中島がさらっと答えた
「悠助も吉祥の格好好き?」
3馬鹿と京助の会話を聞いていた慧喜が悠助に聞く
「ヨシコお姉さんも好きだけど慧喜はもっと好き~」
悠助が笑顔を慧喜に向ける
「麻衣も悠助好きだよ」
「うわっ;」
後ろから麻衣にいきなり抱きつかれた悠助が前のめりになる