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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第七回・伍】ごー・あ・(田)うぇい

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「それぞれ小学生も含めて7~8人のチームを作ってください。そして何かアイテムに名前を書いてソレを近くにいる先生に渡してください」
ノイズ交じりの声が昼下がりの空に響いた
「7~8人ってことは…俺~京助~坂田~中島~悠に慧喜っちゃん…に…」
南が名前を言いながら指をさしていく
「…ヨシコちゃんと阿修羅だかも入れるとちょうど8人?」
南が阿修羅とヨシコを指した
「いんじゃね? これで」
京助が言う
「…いいのか? コレで;」
中島がヨシコと阿修羅を見て言う
「…何よ!!」
中島と目が合ったヨシコが怒鳴る
「何でもねぇよ; …イチイチ怒鳴るなよなぁ…ったく」
中島がヨシコから顔をそらせてため息をついた
「で…何かアイテムって言ってたけど」
坂田が言う
「アイテムっていってもさぁ…」
ぐるり各持ち物を見渡した京助が阿修羅を見て止まった
「…京助?」
坂田が止まった京助に声をかけた
「何?」
阿修羅が京助を見る
「ソレに決めた」
京助が指差す方向を一同が揃って見る
「…なんだかすっごくイヤな予感がするんですが竜のボンや…」
阿修羅がどことなく引きつった笑顔で言った