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ことば遊び(詩)

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こ遊び


こあくまのような女を好きになる
こいは盲目と人は言う
こうさいを申し込もうとして
こえをかけた返事は即「いいよ」
こおどりしながらも少し不安

こかつしそうな感性
こきを過ぎた頭脳と
こくご辞書を活用して
こけおどしの詩めいたものを
ここに今書いています

こさめ降る公園のなかで
こしまで伸びた黒髪を濡らしながら
こすぷれの少女が撮影されている
こせいを一時借用したあとに
こそこそと着替えれば自分

こたつという安らぎの場所
こちこちに固まった身も心も
こつこつと蕩けてゆく
こてん的ともいえる暖房器具
ことしも健在です

こなたかなた
こにも親にも
こぬ人も来た人も
こねの大事さゆえ
この大盤振る舞い

こはかすがいと言われる
こひょうの力士が大男を倒す快感
こふうながら今も変わらぬ感情
こへいといわれる悪い習慣あるが
こほんには貴重なものも多い

こまった時はお互い様さと金を貸してくれた友
こみあげる感情に涙をこらえようとしたが
こむすめのようだなと友は笑顔
こめつぶよりは大きかったかな俺の涙
こもちの身になったのだから博打は卒業だ

こらしめてやれとボスがいう
こりゃヤバイことになったぞ
こるとを握る手が汗をかく
これがうまく片付いたら
ころあいを見て足を洗おう

こやみなく
こゆきが舞う
こよいは雪見酒としゃれ込もう

こわんに半分のごはん
こを同じ思いをさせたくは無い
こんどは痩せるぞと二桁のダイエット挑戦


作品名:ことば遊び(詩) 作家名:伊達梁川