こんな気持ち
もしかしたら、今度こそ本物かも……。
そして、ようやくメールが送れるようになった私は
早速メールを送った。
「京ちゃん、大変お待たせしました。
やっとメールが送れるようになりました。
これを見たらお返事ください。お待ちしています。
ゆうか 」
すると、次の日には京ちゃんから
「メールありがとう。
僕の心が通じたようで嬉しいです。
Y市は、仕事ではあるんですが、結構行く場所です。
いろいろ場所は知っていますが、仕事で行くだけなので
観光的には思ったより知らないんです。
今度、教えてくださいね。
ひとりって、本当に寂しいですよね。
どこに遊びに行くにも、侘しさが強くなって
楽しいはずが次第に悲しさに変わっていきます。
やはり、隣に誰かいてほしいなって……。
僕の休みは、基本は土日ですが、平日も都合は
付けられますので1〜2週間前にわかればOK!
メール交換して、お互いに楽しい時間を作りましょうね。
よろしくお願いします」
とても好感の持てる人のようだと、本当に嬉しかったから、私はメール交換することに同意するメールを送った。
いよいよメール交換することになって最初のメールが
その夜遅く、彼から届いた。