夢の途中10 (302-352)
天城の引き手で彼の腕の中に収まる香織の表情は官能的ですらある♪
とうとう広いホールの真ん中で踊るのは香織と天城だけになり、他はうっとり見惚れるばかりだった♪
そして最後の決めポーズ♪
一瞬間をおいて、
(^^)/d=(^o^)=b\(^_^)(^_^)/(*^o^)/\(^-^*)(*^^*)\(^o^)/ヘ(ё)ヘσ(^_^;)?♪
\(^_^)(^_^)/(*^o^)/\(^-^*)(*^^*)\(^o^)/ヘ(ё)ヘσ(^_^;)?(^^)d
きゃ~~~~~~♪パチパチパチ♪
ホールに悲鳴にも似た歓声と拍手が上がった♪
「いや~ぁ、素晴らしい~♪o(^o^)o皆さん、今一度、【ダンススタジオ天城】の天城オーナーと花田香織さんに盛大な拍手を!\(^o^)/」MCのバンマスが観客に拍手を求めた♪
パチパチパチ♪(^o^ゞブラボ~~♪^_^)/▼☆▼\(^_^)キャ~~♪\(゜ロ\)(/ロ゜)/
(⌒0⌒)/~~ステキ~~♪o(^o^)op(^^)qq(^-^q)(^з^)-☆ヒュ~ヒュ~♪(^_^)/□☆□\(^_^)
パチパチパチ♪
沸き上がる拍手と歓声の中、香織と天城が戻って来た♪
「いや~ぁ、素晴らしかった!(^o^ゞ」優一も拍手で迎える♪
[香織さんもオーナーも素敵ぃ~♪(*^^*)私達中高年の星よォ~♪]
富子も顔を上気させて二人を褒め称えた♪
《香織さん、悔しい程素敵だっわぁ~!(ToT)
天(あま)ちゃん、私と踊る時より情熱的だったわねぇ~!(-_-;).》
純子は感動を通り越し、香織に嫉妬していた。
純子と天城は一回り以上歳の離れた恋人同士だったのだ。
≪純子、そんな事無いよぉ~!(>_<)≫
オーナーの天城が純子の損ねた機嫌を懸命に直そうとしている。
『純子さん、オーナーは久しぶりに踊る私に華を持たそうとして懸命にサポートして下さっただけよ♪ね?(^_-)☆』
《そうなの、天ちゃん?(;_;)…》
≪当たり前じゃないかぁ~、じゅんこ~♪(^з^)-☆≫
《やだぁ~、天ちゃ~ん♪(*^^*)》 (*^o^)/\(^-^*)
[(-_-;)あ~あ、やってらんないわ…]富子が呟いた…
ホールでは曲が変わり、再び人々が踊り出していた♪
『あ~~、暑っい暑っい~~♪(*^^*) 少し頑張りすぎちゃった♪』
香織は両手を団扇のようにパタパタ動かし、紅潮した顔に風を送った♪
「いや、実に素晴らしかった♪(^^)d香織は凄い腕前だったんだね♪(^-^)」
『うふふふ♪(*^^*)実はね、昔、オーナーは私のパートナーだったの♪
勿論ダンスのよ?
オーナーはラテンのエキスパートでね、教室に入って五年目に私とオーナーが組む事になって♪
七年目からあちこちの競技会に出るようになったの♪(*^^*)
北海道では結構良いところまで行ったのよ、私達♪(*^^*)
でもね、五年前に私が藤野で和子さんのお店を引き継ぐ事になったとき、
ダンスを続けようか止めようか、かなり悩んだんだけど(;_;)…
その時にね、教室に純子さんが入って来て♪(*^^*)
あの二人、出会った瞬間互いに一目惚れしたのよ♪(^_-)☆
ま、私が【身を引く】って言うのも変だけど、私の中ではこれを期に【楽しみとしてのダンス】に徹しようと思ったの♪(^-^)』
「ふ~~ん、そうだったのか・・・でも、変われば変わるもんだな、ホールに出た途端香織の表情がガラっと変わったのには驚いたよ!」
『え?どんな風に?(#^.^#)』
「獲物を狙う雌豹の鋭い目の様って云うのか・・・妖しいって云うのか・・・
君がターンする度に、オレンジのドレスがカサブランカの花弁みたいにきゅ~~っと
絞れて、最高にセクシーだったよ♪(^。^)y」
『まあ、最高の褒め言葉ね♪(#^.^#) さあ、今夜はどんな獲物を狙おうかしら?(^_-)-☆』
香織の身体が優一に密着して、大胆にも彼女の右脚が優一の左脚の外側に絡んだ♪
此処はダンスホール、二人の仕草を観咎める者は誰も居ない♪
優一は香織の背中を抱き寄せ斜めに傾けると、
「ああ、今夜はホテルに帰って、今日の復習をたっぷりしないとね♪
ラテンのステップも教えて貰わないと♪(^_-)-☆」と囁いた♪
『ええ、よろこんで♪(#^.^#) 一晩中でも構わない?(*^_^*)』
「ああ、望むところさ♪(#^.^#)」
二人が談笑している間に、【ノースゲーツ】の二回目のステージが終わった。
BGMが流れる中、バンドマスターの男性が香織に近づいて来た。
バンドお揃いのブルーのジャケットを着て、やや長髪で口ひげを生やしている男だった。
[花田さん、お久しぶりです♪(^u^)いやぁ~、素晴らしかったァ~♪
僕も演奏しながら興奮しましたよォ~♪^^;
まだあれだけやれるなら、また競技ダンスの世界に復帰したらどうですか?
花田さんのあのステップなら、まだ十分上位を狙えますよ♪(^。^)y-.。o○]
『まぁ、北門さん、相変わらず御上手ね♪(#^.^#)
競技ダンスなんてもう無理無理!(*_*;もう一曲踊っただけで息が上がっちゃって^^;・・・
あ!此方、私のお友達で林優一さん。 優一さん、この方、【ノースゲーツ】のバンドマスターで札幌の有名人、北門幸助さんよ♪(#^.^#)』
[有名人だなんて、花田さんも人が悪いなァ^^;・・
最近は大人しいモンですよ(^。^)y-.。o○
あ、初めまして、北門と申します<(_ _)>]
「え?(・_・;) ・・・・きたかど・・・君?」
[ええ、北門ですが(?_?)・・・あ!(@_@;)林、林先輩! ど、どうして此処に?]
二人は顔を見合わせ、驚いた
「あははは♪(#^.^#)それはこっちのセリフだよ♪
あ!そうか、君は札幌の出身だと言ってたなァ?^^;・・
そうか、そうか、確か実家が札幌で水産物の会社をやっていると言ってたなァ♪
懐かしいなァ~♪もう25年、いや30年ぶり位か?(^。^)y-」
『え?どう云う事?お二人は知り合いだったの?(?_?)』
[ええ、僕は実家の仕事を継ぐ前、大阪の建設会社の営業に5年ばかり席を置いた事があるんですよ。
その時の2年先輩がこの林先輩だった、て言う訳で^^;・・・
先輩、あの時は色々迷惑かけちゃって<(_ _)>・・・
まだ夢島建設に居らっしゃるんですか?]
「ああ、君みたいに潰しが効かない頑固者なんでね♪(^。^)y-.。o○
この前まで札幌支社に席を置いてたんだぜ?
ススキノでも見かけなかったな♪^^;・・
若い時は浴びるほど呑んでたよな?
酒の上での失敗には事欠かない男だったが、今でも呑んでる?」
[(^_^;)あああ、いやいや、それは昔の事ですよ^^;・・
今は至って真面目、ビール2、3本呑むのが精いっぱいですね^^;・・
10年前に肝臓をやりまして、それからは身体に相談しながら呑んでます♪(^。^)y-.。o○
もう、年ですからねぇ、身体の方がもう『飲んじゃダメ!(-_-メ)』とでも言ってるんでしょうね^^;・・
処で、お二人はどう云う繋がりなんですか?
作品名:夢の途中10 (302-352) 作家名:ef (エフ)