恋は未完のままで
涼太が、そっと持ち上げた愛沙の乳房。弾けるような弾力が伝わってくる。
涼太はその活き活きとした膨らみに感動する。
そして涼太は、それを少し揺すってみる。
まったく驚きだ。それらの二つは、プディングを皿にあけた時のように、ぷるんぷるんと揺れたのだ。正直涼太は、これは本当に面白いものだと思った。
「ねえ、涼太君・・・・・・ここへキスしても良いのよ」
愛沙は唐突に、今度はこんな際どい誘いをしてきた。
「えっ、キスって?」
涼太の目が白黒となる。
「ここんところへよ」
愛沙はそう言いながら、自分で乳房を掴み、可愛い乳首を涼太の唇へと押し付けてくる。
涼太は戸惑った。しかし言われるままに、それをそっと口にふくんでみる。特に味はない。
そしてその食感は、小さく硬い果実を一粒口にふくんだようだ。だがふわりとした柔らかな香りがする。そんな香り、遠い昔どこかで嗅いだような気もする。