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恋は未完のままで

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上半身をはだけてしまった愛沙。
今、涼太の目の前には、愛沙の若い乳房が容赦なくポロリと零れている。それを涼太は、目をパチクリしながら眺めている。

白く透き通った肌。そこにふくよかで弾力のある乙女の乳房が。そして淡いピンクの乳首が、ツンと上を向いて突き立っている。

涼太の目は釘付けに。涼太は純粋に綺麗だなあと思った。  

「私、わかったのよ。涼太君はこんなのを見たことがないんでしょ。だからうまく描けないのだわって」

「うん、多分、そうかもな」
涼太は少年のように頷くことしかできない。

「涼太君、ちょっと触ってみてもいいのよ」
そんなことを愛沙は言う。

涼太はどうしようかなあと真剣に迷った。しかし、辛抱ができるわけがない。そっと手を伸ばし触れてみる。

「涼太君、もっと下の方から支えてみて」
愛沙が指示をする。

涼太は愛沙が言うように、愛沙の二つの乳房を下の方からそっと持ち上げてみた。
そこには、何か心地の良い重みがあったのだ。


作品名:恋は未完のままで 作家名:鮎風 遊