ノブ ・・第3部
「う、うん・・たまにはね、掃除するからさ・・」
「そうなんだ・・」
リエ坊は首を傾げて、長い髪をタオルで挟んで水気を取っていた。
「・・でも、まだ残ってるみたい、お酒・・」
髪を拭きながらボクを見たリエ坊の目は、まだ少し・・妖しかった。
「オレもさっぱりしようかな」
「うん、コーヒー飲んで待ってるね、私」
ボクがシャワーを浴びていたら、リエ坊が呼んだ。
「・・なに?」
「ドライヤーって、ある?」
「うん、洗濯機の上の棚・・見て!」
あ、あったあった・・リエ坊の声。
シャワーが済んで風呂場から出ると、リエ坊が洗濯機の横の洗面台の鏡に向かって、ドライヤーをかけていた。
「ごめんね、見てないから・・私!」
「大丈夫、バスタオル巻いてるから、気にしないで?」
ボクは腰にバスタオルを巻いて、リエ坊の横をすり抜けてキッチンに行った。
「さて・・どうしたらいいかな・・」
正直ボクは迷っていたのだ。
明らかに勝手が違う、リエ坊は・・処女なのだから。
でもホントに、今夜ヤっちゃっていいのか?彼女のためには、止めた方が・・。
悩みながらまた、ボクはアイスコーヒーを飲んで、一服した。
アイスコーヒーは氷が溶けて、程良い濃さになっていた。
「・・お待たせ」
暫くして髪を乾かしたリエ坊が、微笑みながらボクの前に立った。
Tシャツに短パン・・髪の長い、健康な女の子がそこにいた。
「まだ、半分しか乾いてないの、髪、長いから・・」
そんなリエ坊を前にして、ボクは聞いた。
「リエさん、本当にいいの?」
「うん、お願いしたのは、私だもん・・・」
「でも・・・」
「シン、私決めたの、シンに教わりたいって」
「だから、もう言わないで?」
「リエさん・・」
「ね、シン・・ココから先、私は・・どうしたらいいの?」
「言って?」
そう言ってリエ坊は、真直ぐに・・ボクを見た。
「うん。じゃ・・・」
ボクはもう、迷うのを止めた。ここまで言ったリエ坊に恥をかかせたくはなかったし、何よりそんなリエ坊は・・魅力的であり過ぎた。
キッチンの電気を消して、ボクは窓からの灯りだけが差し込む寝室に、リエ坊の手を引いて行った。
そして寝台にリエ坊を座らせて・・ボクはリエ坊のTシャツを脱がせた。
「・・シン、恥ずかしいよ」
「いいの、2人っきりなんだから・・」
「・・・」両手で胸を隠して、下を向いたリエ坊に、ボクは優しくキスをして、リエ坊の両手をボクの首に巻き付けさせた。
キスしながらボクは、リエ坊の敏感な乳首に愛撫した。
乱暴にならない様に、怖がらせない様に・・・。
「んん・・」キスしたままのリエ坊の吐息に、ボクのオチンチンはカチカチになった。
ボクは何も言わずバスタオルを落として、リエ坊に言った。
「リエさん、触ってみて?」
「え、何を?」
「オレの、オチンチン」
きょとんとしたリエ坊は、それでもおずおずと右手をのばして、オチンチンに触れた。
「これ・・・なの?」
「うん、これ」
「これが、戦闘態勢のオチンチンだよ。普段はちっちゃいんだけどね」
「公園でキスした時、ジーパンの中でこんなになっちゃったから・・痛くてしょうがなかったんだ」
「・・これが、そうなんだ」
「変な感じ?」
「・・分かんない、でも、何か・・熱いね、これ」
ドキンドキンと脈打つこのオチンチンが、リエ坊が最初に触るオチンチンなんだ・・と思ったら、何だか嬉しいような、くすぐったい様な気分だった。
「リエさん、立って・・」
「・・うん」
素直に立ちあがったリエ坊の短パンを、ボクは下した。
「シン、ちょっと待って・・」
「大丈夫、もうコレはいらないから」
そう言ってボクは、リエ坊の足から短パンを引き抜いて、寝台に横になる様に言った。
カーテン越しの街灯の薄明かりの下、一糸まとわぬリエ坊が、寝台の上に載った。
リエ坊は両手で顔を隠して、言った。
「・・シン、怖いよ、何か言って?」
「うん、大丈夫、怖がらなくていいから・・」
「ね、私・・・普通?」
「うん・・綺麗だよ、リエさん」
「みんな、こうするの?」
「大体、多分・・ね」
「少し・・黙ってて」
ボクもリエ坊の横に半身に横たわって、左手をリエ坊の首の下に入れた。
そしてキスしながら、右手でリエ坊のオッパイを愛撫した。
右の乳首を唇で、左の乳首は、右の掌で優しく・・・。
「う〜ん・・」顔を隠したリエ坊の口から、吐息が漏れた。
「リエさん?」
「なに?」
「右手で、触ってて・・オチンチン・・」
「・・・・」
リエ坊は恐る恐る、オチンチンを握った。
「ゆっくり、擦ってくれる?オレ、そうされると気持ちいいんだ・・」
「・・こう?」
うん、その調子・・・ボクはリエ坊にオチンチンを撫でられながら、ゆっくりと右手をオッパイからお腹、お臍の辺りへと移動させた。
優しく、撫でながら・・・。
「・・シン、何か・・いい気持ち、そうされると・・」
「よかった、うんといい気持ちになってね、リエさん・」
そう言ってボクはまた、乳首を口に含んだ。
「あ〜、いい気持ち・・」小さく抑えたリエ坊の声が、ボクの興奮に一層の拍車をかけた。
「リエさん・・」
「なに?ん〜・・」
「足、開いてみて?」
「・・・こう?」リエ坊は左手で顔を隠したまま、ゆっくりと足を開いた。
「うん、そんな感じ・・」ボクは、お臍から下に手を下ろして、フサフサのリエ坊の陰毛を撫でた。
「・・シン。恥ずかしいよ・・」
「大丈夫、任せて?!」
ボクは両方の太腿の裏側を軽く撫でて、少しずつ・・リエ坊の花園に近づいていった。
そして、触れた。
「・・あ・・」リエ坊は小さな声を上げたが、足は閉じなかった。
リエ坊の花園の扉は初めはぴったりと閉じていたが、下から上にゆっくりと撫であげてクリトリスの辺りでボクは、指を軽く押した・・リズミカルに・・。
扉は開いた。
「ん〜、そこって・・・んん・・」
「感じる?リエさん・・」
「・・うん、ビクってしそう・・」
クリトリスを優しく触りながら、ボクは乳首から首筋、そして、唇を吸った。
「んん・・!」
リエ坊は声にならない小さな呻きを上げて、両手できつく抱きついてきた。
ボクの右手は、リエ坊の扉が開いて充分に潤ったのを感じた。
唇を離して、ボクはリエ坊に聞いた。
「リエさん、開いたよ、リエさんの女の子が・・」
「・・そうなの?私・・どうなっちゃったの?」
「扉が開いて濡れてね、オトコを受け入れる準備が出来た・・ってコト」
「・・怖いよ、シン・・」
「大丈夫だよ、ゆっくり・・ね」
「リエさん、力・・抜いて?」
「うん・・」
ボクはまたキスした後、乳首を舐めて、花園に入念な愛撫を繰り返した。
勿論、親指の付け根でクリちゃんへの愛撫も忘れずに・・・。
「リエさん、指・・・入れてみるね?」
「シン・・怖い」
「怖かったら、止める?」
「ううん、止めないで?!気持ちいいの、でも・・怖いの、少しだけ・・」
ボクはゆっくり・・中指を花芯に入れた。
「あ・・分かるよ、入って来たのが・・シン!」
「うん、ゆっくり入れてるよ、リエさん」
とうとう中指は、根元まで入った。