ノブ ・・第3部
「ほんとは嘘なんです」
「私・・・嘘つきです、ごめんなさい・・」
「・・どういうコト?」
本当は・・生理だから抱かれるのは無理でも、会いたくて可愛がって欲しくて来たのだ・・と言ってキスしてきた。
ボクの首に両手を回して、さゆりさんは唇をこじ開け舌を吸った。
貪るようなキスの後、ため息とともにさゆりさんが言った。
「ダメですね、私・・」
「練習のお邪魔になるって分かってたのに」
「いいよ、同じだもん、オレもさ」
そう言ってボクは、さゆりさんのタンクトップを脱がせて、スカートのホックを外してジッパーを下ろした。
すとん・・とスカートが床に落ちて、パンティーだけになったさゆりさんをボクは眺めた。
「見たかったんだ、さゆりの裸」
「・・ノブさん」
「脱いで・・」
はい・・とさゆりさんは最後の一枚を脱いで、まっ裸でボクの目の前に立った。
ボクの部屋の貧相な蛍光灯の下でも、さゆりさんの裸は素敵だった。
その肌はギリシャ彫刻の大理石の様に滑らかだった。
「綺麗だよ、さゆり」
「どうして欲しい?」
「ノブさんの、お好きな様に・・して下さい」
じゃ、お仕置きだね・・とボクは笑いながら言った。
「はい、私は悪い子でした・・叱って下さい」
「うん」
「さゆり、向こうを向いてテーブルに両手をついて?!」
はい・・とさゆりさんはテーブルに両手をついて、ボクにお尻を向けた。
「さゆり・・いい?」
「はい」
「さゆりは、悪い子だ・・」
ボクはお尻の高さにしゃがみ込んで、目の前の綺麗なお尻にキスした後、掌で叩いた。
「あん・・」ピシャ!と叩く度に、さゆりさんが小さく声を上げた。
そして何度目かの折檻の後、ボクはお尻の間に舌を這わせた。
「いや、ノブさん・・」
「黙って!」
「・・はい」さゆりさんは小さな声で返事をして、黙った。
ボクはお尻を左右に分けて、息遣いする様にすぼんだり膨らんだりするお尻の穴を優しく舐めた。
「う〜ん・・そこは・・」
「・・静かに」
はい・・と、さゆりさんは必死に声を押し殺した。
「んん〜・・」
さゆりさんの抑えた吐息だけが聞こえて、ボクは自分も限界であるコトを感じていた。
ボクは立ち上がって短パンとパンツを一気に下して、既に・・はち切れんばかりになっていたオチンチンを解放した。
そして、後からさゆりさんのオッパイを揉みながら言った。
「さゆり、生理でしょ?」
「・・はい」
「椅子に座ってくれる?」
「はい・・・」
さゆりさんをパイプ椅子に座らせて、ボクはその前に立った。
「・・ノブさん、もう」
「うん、舐めて、コイツ・・」
頷いてさゆりさんはオチンチンを頬張った。
ボクは続いて命令した。
「さゆり?」
「・・・」
オチンチンを頬張ったまま、上目遣いにさゆりさんがボクを見た。
「右手でクリちゃん、触るんだよ・・」
「・・・」
少し躊躇した後、さゆりさんは椅子に浅く座り直して、股を開いた。
そして、右手で自分のクリトリスをゆっくりと触りだした。
次第にさゆりさんの頬が上気して、額には汗が浮かんでいた。
それでもさゆりさんはオチンチンから口を放さずに、目を閉じてクリトリスを愛撫した。
ボクは目の前の、まっ裸のさゆりさんがボクのモノを咥えて尚且つ自分で自分を慰めている光景に、頭が痺れそうになった。
一心不乱に首を前後させて舌をオチンチンに絡めつけて舐め上げて吸いつくさゆりさんのフェラチオは、今までで最高に気持ち良かった。
「さゆり、もうダメかも」
「・・・・」返事の代わりにコクっと頷いたさゆりさんは、それまでオチンチンに添えていた左手でボクのお尻を鷲掴みにしてボクを引き寄せた。
これ以上入ってしまったら窒息するんじゃないか・・?と心配になる位にさゆりさんは深くオチンチンを呑みこみ、舌をグルグルと巻きつける様に動かした。
右手は小刻みに振動し始めていて、クリトリスへの愛撫もクライマックスへと向かっている様だった。
ボクは、そんなさゆりさんの姿を見ながら、一気に射精した。
「・・・・」喉でボクの精液を受けたさゆりさんは、ゴクンと飲みこむと右手でオチンチンの根元からしごく様に残りの精液も吸いつくした。
そして、オチンチンから口を放し両手でボクの腰を抱きかかえて、喘ぎながら言った。
「ノブさん、さゆりも・・・イっちゃいました」
「え、さゆりもそんなに感じたの?」
「はい、まるでお口を犯されてるみたいな気分になってしまって」
「・・・お口もあそこも感じてしまって」
「オレも最高だったよ、あっと言う間にイっちゃってゴメンね?!」
そんなコトないです・・・と、さゆりさんはボクの下腹に顔を押し付けて、両手を腰に回して強く抱いてくれた。
「ノブさん?」
「なに?」
「先に・・シャワー浴びてもらえませんか?」
「うん、いいけど・・どうしたの?」
「訳は、聞かないで・・・そのまま、お風呂に行って下さい」
うん・・とボクは答えて、シャワーを浴びた。
どうしたんだろうな・・と思ったが、汗だくになっていたのも事実だったから、早速温めのお湯で頭と全身を流してサッパリした。
「ノブさん、これでいいですか?」
「あ、有難う・・」
風呂場のドアを開けるとさゆりさんがバスタオルを渡してくれて、入れ替わりにさゆりさんが風呂場に入った。
ボクはバスタオルを巻いたまま、それでも吹きだす汗を拭いながら冷蔵庫から缶ビールを出した。
「あ、練習・・・」
ボクは思い直してビールを冷蔵庫に仕舞い、代わりにアイスコーヒーを淹れる事にした。
お湯が湧くまでの間、一服しながらさゆりさんを待ったが、彼女は中々出て来なかった。
「どうしたのかな?」
中からはシャワーの音が聞こえていたから、心配はしなかったが・・。
サーバーに氷を詰めてお湯を少しずつ垂らして、アイスコーヒーが出来あがった。
大き目のグラスにコーヒーを入れ、ボクは飲みながらまた、一服した。
それでもまださゆりさんは出て来なかった。
さすがに心配になったボクは、中に声をかけた。
「さゆり、大丈夫?何かあったの?」
「・・いいえ、もうすぐ済みますから、ご心配なさらないで下さい」
「うん・・そう?」
あれ?済みますからって、何してるんだろ・・と不思議に思ったが、出て来たら聞けばいいか・・とボクは椅子に座って天井を見上げて別の事を考えていた。
「あの時は、風呂場でやっちゃったんだよな」
「何で今日はオレ、そうしなかったんだろう・・・」
このまま中で・・・と言った恭子の顔を、ボクは思い出していた。
そして無性に恭子に会いたくなってる自分に、驚くと共に少し情けなさも感じていた。
「オレって、ほんとにどうなってんだ?」
煙と一緒に、大きなため息が天井にぶつかって拡がった。
それから暫くして、バスタオルを巻いたさゆりさんが風呂場から出てきた。
「あついですね、さすがに」
「何やってたの?中で」
はい、ちょっと・・と言いながらさゆりさんは、向かいの椅子に腰かけて手で顔をパタパタ扇いだ。
ボクは、勉強部屋の本棚に差し込んであった団扇を持って来て渡した。
「これ、使いなよ」



