頑張らない介護
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親父、見直したぜい!カッケーぜ!
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痴呆症の症状のひとつで
現実がわからなくなり、昔の記憶が鮮明に甦るときが
ある。
そんなとき、口調ははっきりしているが、
目は焦点が定まらず遠くを見てる。
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親父:
「ふみ子はさあ、お嬢さんでさあ、ジイサンの箱入り娘
だから、世間しらずで純だったんだ。
俺はけっこういい男だったんだが、女を知らなかった。
ふみ子は純粋で世間知らずでかわいかったよ。」
(ほうほう、おふくろの話しですね。
それで、あんたは童貞だったと・・・
なるほどなるほど。)
俺:
「ふーん。それで?」
って聞くと、恥ずかしがることもなく、
親父:
「あいつはきっと処女だったんだ。俺が初めてだったんだ
きっと。」
(はあ???・・・なんですとお???
息子になんてこと言ってんだ???
初めてだったんだ、きっと・・・・・・か。。。
まあ、男はみんな、そう思いたいもんだあねえ。)