名探偵カラス Ⅲ
「 拝啓 相沢 真由美 様
先日は二人っきりの楽しい夜をありがとう!
少々強引なシチュエーションではあったけど、僕はもうずいぶん前から君のことを知っているんだよ。
君が会社へ行くところを何度も見掛け、一度なんかは会社までついて行ったことだってあるくらいなんだ。
君に会えない日は辛くって悲しい。
僕の気持ち分かってくれるよね!
それにしても君の身体は素晴らしかったよ。またまた惚れ直しちゃったかも…フフフ。
僕は君との写真を見ながら、毎日自分で慰めてるんだ。君も自分でしたりとかするのかな? 何を? なんて言わないよな? もちろんオナニーに決まってるんだから。ハハハッ!
この前は僕も少し焦っていたから、君の身体を十分に楽しむところまではいってない。だから今度は、君の素敵なあそこをじっくり舐めてあげたいなぁ。ヒヒヒ…。
また近い内にお邪魔するから楽しみにしててよ。もちろんその時はちゃんと玄関から行くよ。
もちろん君は馬鹿じゃないから、言わなくても分かっているとは思うけど、同封した写真のネガは大切に僕がしまってあるんだし、もし万が一(そんなことはないと信じてはいるけど)警察に通報したり、警官を呼んだりしたら、その時はこの写真を君の会社にばらまくからね。その準備はできてるんだ。アハハハ!
あっ、そうそう。今度僕が君の部屋を訪ねる時には、僕はヒロと名乗るから、僕がチャイムを鳴らしたらすぐにドアを開けておくれよ。
ではまた素敵な夜をお楽しみに……(笑) ヒロより
愛しい真由美 様 」