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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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おふくろの初七日の間は、いつも夜になると
ハアはおふくろの遺影の前でスヤスヤと寝ていた。

夜泣きをしない子犬。

あたかも、そこにおふくろがいるのではないか、
ハアに寄り添って寝ているのではないか
と、思わせる光景だった。



俺の実家は小さなボロ家で庭もなく、
ハアは路地の片隅につながれて、
寝床はスーパーの裏口から拝借してきたパンの納品箱に、
毛布を敷いたものだった。

“ 第一屋製パン ”

と、名入りの箱に堂々と寝るハアの姿が、
妙に微笑ましかった。