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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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【ハアちゃんと犬嫌いの親父】



俺と妻は共にサービス業であったため時間は不規則だった。

親父は年金生活であったが、体がなまるからと
知人の会社の手伝いを適当にやっていた。

毎日、親父は午後三時ごろには帰ってくる。

おふくろがいなくなった家で、
親父の帰りを出迎えてくれるのは、ハアだけだった。

ハアの飲み水をとりかえて、ハアのフンを拾い、
ハアの寝床であるパン箱を掃除する親父の姿が
なんだか不思議だ。


『昼飯にコンビニで買ったのが余ったから、
もったいないから犬にくれるか。』

と言いながら、毎日、アンパンやらクリームパン、
ビスケット、ソーセージなど・・・・・・

本当にそんなもん昼飯で食ってるのか・・・・
と、疑問を感じる。


ハアにやるために買ってきていたのだろう。


親父は小声で、

『ハア、食え。うめえぞ。』

明らかにハアが喜ぶ姿を見るのが、
楽しみになってきたようだ。

しかし、このままではハアには塩分とカロリーが
高すぎてしまう。


ちょいと困ったもんだ。