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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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【ハアとの別れ】


ハアは、土の多い田舎暮らしで鎖につながれることもなく、
のびのび暮らし、そして16歳でこの世を去った。

乳ガンであった。

乳にしこりがあることに気付いたのは1年ほど前だった。

動物病院の先生に、

『手術するしかないなあ。でも、もう歳だしなあ。
ちょっとハアちゃんには辛いかもしれないなあ。』

と言われた。


       俺は、このままでいい。

                そう思った。


無理にしんどい思いをさせて、数年寿命を延ばすよりも、
 
     
     自然のままでいいじゃないかって思った。



もう、ハアは、足腰は弱く、耳も遠く、目もはっきりは
見えてないのではないかという動き方だった。


人間の歳にしたら、遥かに俺を追い越している。。。


犬は歳をとると緑内障になりやすいという。

緑内障で失った視野は二度とはもどらない。

元気になっても目が見えないなら、

自由に走り回ることも出来ないのだ。



ならば、自然のままで老いて死を迎えることのほうが幸せだ



という考え方があっても、いいではないかと俺は思う。