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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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するとツバメが先に飛んでいき、
菜の花の上を円を描くように低空飛行し始めた。


どういうことなんだ。


その円の下になにかいるのか?

そう思った俺は、菜の花を掻き分けてみた。




あたりは日が暮れて、どんどん暗くなる。

ますます何も見えない。

でも、ツバメは俺から離れようとせずに、頭上を円を描くように飛んでいたり、
ときおり、低空飛行して俺を中心に円を描くように飛んだり・・・・。

犬達はおとなしくじっと俺をみつめている。

そしてまた妻も、じっと見守っている。


“まだなの?” “頑張って!” 


そう聞こえるかのようにみんなの期待を大きく感じる。



そんなばかな・・・何やってるんだ俺は・・・

犬やツバメが人間に何を伝えるというんだ。

そんなの童話の世界であり・・・現実にそんなこと・・・

ばかばかしい。



なんて考えながらも、額に汗して菜の花をかきわけ

もぐりこんでいる自分がいる。


頼む〜 何かいるなら早く出てきてくれ〜。

こんなところを近所の人に見られて

『何してるの?』

なんて聞かれたら、俺はなんて答えればいいんだ。



と思っていた次の瞬間、菜の花の根元で何かがモゾモゾ動いた!!


・・・なんだ?・・・・