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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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【ブラッシング】


季節の変わり目の天気の良い日には、
みんなのブラッシングをしている。

風で毛が飛んで、近所迷惑にならぬよう、バケツに水をくみ、
抜けた毛をバケツの水に落としながらブラッシングをする。

ハアは、最初のころは嫌がっていたが、慣れてくるとブラッシングが好きになり、
気持ち良さそうに空を仰いで幸せにひたったような顔をするようになった。

ハアの毛がハラハラと舞って家の側道に落ちた。

すると電線にとまっていたツバメがすかさず飛んできて、
くわえてスーッと、どこかへ飛んで行った。



『ハアの毛は、ツバメの子供たちの布団になるんかなあ。』


そう俺が言うと、


ハアは嬉しそうに目を細めヒュンヒュンと鼻を鳴らした。



『さてと、ずっとお前ばかり相手してやれないんすよ。
おあとに3匹ひかえてまっせ。はい、次〜。』