小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
★風神雷神☆彡
★風神雷神☆彡
novelistID. 29402
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ハアちゃんはご近所の星☆

INDEX|28ページ/46ページ|

次のページ前のページ
 


犬4匹はフェンスで仕切った庭で、
猫は家の中で暮らしている。

日本スピッツの血が流れているゴンは、白くて毛がフサフサで大きな体で、
チョコチョコとスピッツならではの動きをする。
小さければかわいいが、デカイからウザイ。

甲斐犬の血が流れているブンは、黒くて毛が短くて、目つきが鋭くて、
手足が大きく武器になるほど爪が大きくしっかりしている。
本気になれば熊を一撃する力をもっている。



そんな異色な犬達が、同じ敷地内に放され、仲良く暮らしているのは不思議な光景だ。



いつも世話になっている動物病院の先生までもが驚いていた。

ブン(甲斐犬)は一緒にしたら危険だと言われた。

『万一、本気でケンカしたら、誰かが大怪我をするかもしれない。
甲斐犬は熊と戦うくらいの力をもっているんだよ。』
と、動物病院の先生は言っていた。

でも、それがみんな優しい性格で、じゃれ合うことはあっても、本気で爪をむき出すことがないのは、
リーダーであるハアの統率力と優しさなのだろうか。



しかしながら、これで俺は、


        マジでエサ代のために働く人生

        
                になってしまったわけだ。