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長浜くろべゐ
長浜くろべゐ
novelistID. 29160
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ノブ  ・・第1部

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ううん、オレもしたい・・・とボクは恭子に覆いかぶさって、Tシャツを捲りあげて脱がせブラも外した。
「これ、二人の時はいらないよな」
「うん、邪魔なだけっちゃ」

恭子は、自分でホットパンツとパンティーを一気に脱いだ。

「声、我慢するけね」
「うん」

ボクもTシャツとパンツを脱いで、二人ともすっぽんぽんになった。
「きゃ、裸んぼっちゃね、うちら」
「あ、忘れるとこやった・・」
恭子は、裸のまま部屋の隅にあったティッシュの箱を取って来て枕元に置き、タオルケットに潜り込んで来た。
そしてクツクツ笑いながら、足を絡ませてきた。

ボクが恭子のオッパイに唇をもっていくと、恭子はボクを触りだした。

「カチカチやね、もう・・」
「うん、すぐにでも入れたい」

「ダメ・・暫くは、触りっこやけ」

僕は右手で恭子の花園を触り、恭子は左手でオチンチンを握った。

「アンタのも熱いっちゃ・・」

恭子は、眉間に皺を寄せて、半開きの口からは小さな吐息をもらしていた。

吐息と共に、花園は濡れていき、ボクは中指を一本、奥まで差し込んだ。
軽い抵抗を伴って、中指はヌル・・っと入った。
ボクは、中指を掌に向けて折り曲げる様に、細かく動かした。

「う〜ん・・いい」
ボクの首にしがみついてきた恭子の小さな声が耳元に届き、ボクは我慢出来なくなった。

「恭子、入れたい・・・」
「うん、そろそろ良かよ」

うち、上になりたい・・・と恭子が言ってボクの上に跨った。

恭子は、薄く開いた目でボクを見つめながら、右手でボクの分身を花園にあてがった。

「入れたいと?」
「いじわるするなよ、決まってるだろ」

「したら、好き?うちのコト」
「言わな、入れてやらん・・・」

ボクは我慢出来ずに、恭子のお尻を鷲掴みにして一気に入れた。
そして、耳元で言った。
「大好きだよ、恭子」

「あ〜、入ってきたっちゃ・・」
恭子は固く目を閉じて頭を下げて、押し殺した声を出した。
「うちの中が・・いっぱい」


ボクは恭子を下からかたく抱きしめたまま、ジっとしていた。
恭子も動かなかった。

「暫く、このまま・・・」とだけ恭子が小さく言った。
「うん」

ボクらはそのまま、長いキスをした。

その時だった、隣からユミさんの声が聞こえてきた。

「・・・だめだって・・」
「あの二人に・・・聞こえたら・・・」

僕と恭子は、キスしながらだったが、思わず目を開いて見つめ合ってしまった。
「あっち・・・も?」
恭子が耳元で囁いた。

「うん、多分」
ボクらは何故か可笑しくなってしまい、二人で声を出さずに笑った。

「考えるコトは、同じなんやね・・」
「そりゃ、そうだろ、恋人同士なんだからね」

「恭子は、嫌じゃないの?その・・友達の声が聞こえたりしたら」
「なんで?いいっちゃ、別に」

「ただ・・」
「なに?」

「アンタにユミの声は・・聞かせとうない・・・かも」
「そうなの?」

うん、うち、焼き餅妬きやから・・・と、また、キスをしながらボクの耳を両手で塞いだ。

ボクは頷いて、そのままゆっくりと動き出した。

「うぅ・・・ん」恭子はキスしながら声を我慢していたが、やがてボクの耳から手を放して、両手で力一杯、抱きついてきた。

「アンタは・・うちの声だけ、聞いといて・・あぁ〜ん!」
恭子は耳元で熱い吐息を小さく吐いた。


暫くの間、ボクは恭子の小さな体を下から抱きしめて、腰をゆっくり動かした。

隣からはその後、何も聞こえてはこなかった。
ボクらは、そのままの形で愛し合った。

「ん、感じるっちゃ・・」恭子の小さいけど熱い吐息に、ボクは我慢の限界が近づいているのを感じて言った。

「恭子・・オレ、もう駄目かも」
「うん、いいちゃ・・うちも・・もう、あ〜ん!」

最後に恭子が少しだけ大きい声を出して、それを合図にボクは恭子の中に射精した。
「また・・来たっちゃ」と恭子はボクの胸に顔を付けて呟いた。

「アンタ、今夜二回目やのに・・またいっぱい出たっちゃんね」
「うん、出ちゃった」

ボクらは、お互いの呼吸が荒くなってるのが何故かおかしくて、二人で笑ってしまった。
クーラーが利いてる部屋なのに、汗だくで抱き合ったまま・・。

「ティッシュ、取ってくれん?」
「うん・・」ボクは枕元のティッシュを何枚か引き抜いて、恭子に渡した。

「拭ける?」
「大丈夫やけ」恭子は器用に後ろ手で股にティッシュを挟んで、ゴロっとボクの横にきた。

「まだ、入っちょるみたい、アンタのが」
ボクの脇の下に顔を押し付けて、恭子が言った。

「なんでやろうね」
「何が?」

「ううん、何でもないっちゃ・・」
「なに、気になるじゃん」

いいっちゃ、別に・・と恭子は体を起して、ボクのオチンチンを見て言った。

「アンタの・・綺麗にしてあげるけ」

戦い終えて、フニャっとなってたオチンチンを、恭子はパクっと咥えた。

「い、いいよ、恭子・・自分でするから」
恭子は、オチンチンから顔をあげて「いいと、うちがするけ・・」とまた咥えてくれた。

根元から先っちょまで、恭子は丁寧に舐めてくれた。

「さ、これで綺麗になったけね・・ありがとう」とオチンチンに向かって礼を言う恭子が、ボクはおかしくて笑ってしまった。

「なんだ、チンチンに有難うか?」
「バカ」恭子は笑いながら抱きついてきて、また耳元で言った。

「大好き」
「オレもだよ、恭子」

ボクらはまたキスをして、抱き合った。
汗が冷えてきたからタオルケットを被って、恭子はボクの脇の下でいつもの様に丸くなった。
  




     ダブルデート




「・・・ちょっと〜?」
「もう・・そろそろ起きなよ、恭子ったら!」

次の日の朝、ボクらは障子の向こうからのユミさんの声で起こされた。

「んん?今、何時?」
「え?もう朝なん?」

ボクは枕元に置いた腕時計を見た。

「あ、恭子、大変!9時だよ、もう」
「う〜ん、よう寝たっちゃんね」

おはよ、と恭子は起きだして、障子の向こうのユミさんに声をかけた。

「ユミ、おはよ」
「おはようじゃないよ、恭子・・ほら、ご飯食べて出かけるよ?!」
「うん、すぐ支度するけ・・下で待っちょって!」

早く来なよ〜・・と言ってユミさんは下に下りて行った。

「さ、顔洗って歯磨きせんば」

ボクと恭子は布団をかたして、洗面所に行った。
朝の光が差し込む廊下は、蝉も声と共に、もう夏の匂いがしていた。

洗顔を済ませ、着換えたボクらが店に下りたら、ユミさんと川村が朝ごはんを食べていた。

「おはよ、早いな、二人とも」
「おいおい、お前らが寝ぼ助なんだよ、早く朝飯、食っちまえよ!」

うん・・とボクらがテーブルに着くと、おばちゃんが奥からボクらの朝ごはんを持って来てくれた。

「お早うさん、今朝のご飯はな、ユミちゃんと川村君が作ってくれたんやで?」
「あら、そうやったん」
「ユミ、料理なんて出来ると?」

なに言ってんのよ、ご飯位作れるわよ、私だって・・とユミさんが笑いながら言った。

「私も食べたけど、美味しいで?ユミちゃんの卵焼きとお味噌汁!」
「そんな・・おばちゃんに言われると照れちゃうけど」