小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ef (エフ)
ef (エフ)
novelistID. 29143
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

夢の途中3 (86-120)

INDEX|4ページ/7ページ|

次のページ前のページ
 

それで、一年の時に同じクラスになった子でテニス部の【まっちゃん】って云う女の子と仲良くなって♪
笑顔がすごく良くてさァ~♪可愛かったな~♪(^v^)
今の女優さんで言うと、今年のNHKの大河ドラマで篤姫を演じた【宮崎あおい】にそっくりだったよ♪(*^。^*) 」
『へぇ、宮崎あおい似だったら可愛い子ね♪(^^♪ 』
「最初は全然意識しなくて、普通に冗談言ったりして楽しかっただけど、クラスの他の奴らがひやかし始めて・・・
一旦意識し出すと、ダメだね~~、もう全然以前みたいに話が出来なくなってさァ・・・(・_・;) 」
『うふふ♪相当ウブだったんだァ?(#^.^#) 』
「そう!今はこんなオジサンでも、40年前はウブでニキビ面の男の子だったよ♪^_^
言っとくけど、彼女も僕の事が好きだったんだぜ?(^^)v
彼女も僕同様、話したいのに話せない(/_;)・・
ああ、今考えても切なくなるなぁ~!(>_<) 」
『はいはい、その先をどうぞ!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!』
「^^;・・それでもさァ、クラスメートの中にはただ冷やかすだけの奴ばかりじゃなくて、応援してくれる子も居てね、ある時【林君、まっちゃんと映画でも観てきたら?】って提案してくれた子が居たんだよ♪^^;・・」
『何処にでも世話焼きな人も居るのね♪^_^ 』
「そう、もうこれは【渡りに船】とはこの事だよ♪(#^.^#)
でね、その頃やってたのがこの【メロディーフェア・小さな恋のメロディー】だったんだ♪(#^.^#) 」

 『(#^.^#)へぇ~♪、可愛いお話しね♪それで彼女とのデートはうまく行ったの?初めて二人っきりに?』
「それがさァ、・・・・・・二人っきりじゃ無かったんだよ!(T_T)
彼女がね、どうしてもふたりじゃ照れるからって、その世話を焼いてくれた女の子二人に付いて来てって言って^^;・・・ウブだったんだねぇ・・・」
『まあ、初デートが・・いきなり【ハーレム】?^^;・・・』
「まさか!(-_-)/~~~ピシー!ピシー! 一応二人から少し離れてくれてはいたんだよ^^;・・でもさァ、何か尾行されてるみたいでさァ(ToT)/~~~・・・」
『^m^ぷっ!ホント、とんだ初デートだったわね( ^^) _U~~
で、その後その【宮崎あおいちゃん】とは?』
「結局意識しすぎて喋れないのは2年に上がっても変わらなくて、クラスも違ったから結局別れちゃった(/_;)・・・」
『儚くも【林少年の恋】は終わったか(^。^)y- 』
「あのォ、どっか楽しんでない?人の不幸を(-_-)/~」
『^^;・・と、とんでもない!もう涙が出そうでウルウルしちゃって!^^;・・・・』
「嘘つき!(--〆)ピキピキ!・・・・な~んてね♪(#^.^#)
ああ、酔ったのかな俺?今までこんな恥ずかしい事誰にも話した事ないんだぜ^^;・・」
『あ~~~ら、良い事聴いちゃった♪(^^♪ これで林さんの弱みをひとつ握ったわ♪(^_-)-☆ 』
「(^。^)y-.。o○弱みだなんて大げさな♪  でも、古畑君にだけはご内密にm(__)mコノトオリ」
『うふふ♪(^_-)-☆そんなこと喋りませんよ♪
あ!思い出した!あの映画に【Teach your children】って曲も入ってたわよね?^_^』
「そうそう、クロスビー・スチィルス・ナッシュ&ヤングの♪
(^_-)-☆ママ、結構詳しいね♪(^。^)y-.。o○」
『うふふ♪(^^♪ 私、音楽も映画も大好きだもの♪』
「あの映画でもう一曲・・・・・何だっけな(/_;)・・・日産の車のCMで遣ってた曲が在って・・・・
ナンタラカンタラ?grew you&me・・なんだっけな?(T_T)」
『ひょっとして・・・・【First Of May】? 
♪When I was small&christmas tree were tall・・・♪ 』
「そう!それそれ!ママ、凄いねぇ~~♪ヽ(^。^)ノ」
『うふふ♪そんなに褒められると照れちゃうわ~♪(#^.^#)』

優一と香織の音楽談義はその後も続いた♪ 

        (^_-)-☆


     
【FIRST OF MAY 若葉の頃/ The Bee Gees】

         When I was small
      And Christmas tree were tall
  We used to love while others used to play
         Don&#039;t ask me why
      The time has passed us by
    Someone else moved in from far away
          Now we are tall
      And Christmas tree are small
     And you don&#039;t ask the time of day
     But you and I our love will never die
    But guess who cried come first of may

   The apple tree that grew for you and me

    I watch the apples falling one by one
      And I recall the moment of them all
 The day I kissed your cheek and you were gone
  ・・・・・・

        まだ小さかった頃
   クリスマスツリーは僕らにとって大きくて
   他の誰かが遊んでいるときも
   僕らは一緒に居るだけで楽しかった
   なのに・・訳など無いけど
   何時か時がたって僕らは疎遠になった・・

      大人になった僕らにとって
     クリスマスツリーは幼稚に思え
      僕らは口も利かなくなていた・・
 でも、僕らの心のつながりは決して無くならない・・
     涙した時、あの若葉の頃を思い出す

     リンゴの木はまるで僕たちのよう・・
      大人になって身を実らせて
      一人一人旅立って行く・・
      でも僕は呼び戻したい
      僕が君のホッペにキスをして
      泣かせてしまったあの日に・・






===================================================
章タイトル: 第16章 モーニングサービス2008年夏


翌朝、優一は店が始まると聞いた7時に出向いた。
既に店は常連客で賑わっている。
店のドアを開けて来客を告げるカウベルがカランカランと鳴ると、店の中の客の目が一斉に優一に集る・・・

   (・_・;)・・・・・・

その時、カウンターの中で忙しく立ち振舞う香織と目が合った。
優一は、一瞬昨夜の礼を口にしようとしたが、常連客の視線を気にして言葉を呑んだ・・