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第3

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立ち上がりざまに22歳の先輩の腕を捩じ上げ、押し倒して

牙を剥いた、僕も小学、中学、東京、水商売の世界で、

修羅場を掻い潜って来た、16歳のガキの僕は、22歳の先輩に

太刀打ち出来たようだった、後は、他の会社の人間に制しされ

やんごとなきをえた。 

僕の関西のリーダーからは、毎日コカコーラーを俺に売って

見せろと、苦しめられた・・・

 コーラ1本よう売れん奴が1千万からの契約、仕事が

取れるんか~あほんたれ~と叱責され、今日はキッチリ鷲に

売ってみぃと言われ困り果てた、あの手この手、で売ろうとするが

何時も毎回、リーダーは、そないなもん、うちは、

必要ありまへん、ひきとってもらいまひょう、が決め台詞だった

結局、一回も買ってもらえなかった・・・

 とある日、あの忌まわしき、中学時代の同級生女2人組みに

会社の近辺で遭遇した、彼女達は、僕に媚を売り

媚態で久しぶりね!と接近してきて、いま暇か?と訪ねてきた・・・

どういう了見なんだろうか、あれ程中学時代、1年前には

この僕を無視して、不良達と虚仮にしておいてである僕は

卒業後も変わらず、小人で、近寄る女はみな遠ざけてきたし

逃げた、そう言うオーラを発光させていた・・・

近寄る女にはタイプではない等と嘘まで付いて友達には、

硬派な男でガキには興味ない、大人の女にしか僕には向かない

云々と、勝手に、解釈されて、本当は違うのに三段腹で

短小で、包茎で、小人で、心の脆いダサい男なのにどいつも

こいつも、外見だけで僕の人格を決め付けて、寂しいんだ本当は

でも形だけは強がっていた、或る日長崎に大型レジャー施設が

オープンした、之は僕にとって甚だ迷惑千万な話だった

その施設は温泉、プール、サウナー、アスレチックを

1000円ほど払えば、全部自由に、利用できるらしい、案の定

DISUCO仲間が、僕を誘い呼び出そうとする、僕はその度に

悲しい言訳をし、断るしかなかった、本当は僕も、皆とそういう

所で遊びたいけれど、コンプレックスの包茎、短小が

あったので、恥ずかしくて断念をいつも、余儀なくされた

 今頃、楽しく遊んでいるんだろうなぁ、と羨ましがった

彼らはそんな僕を尻目に、怪しがったり、付き合いが悪い等と

嫌味まで囁かれていた。

そんな折に、中学時代に僕を馬鹿にした女が僕と遊びたい

とパッシングしている僕は実験材料には、いい女かもしれ

ないと、算段し会社も休みであったので、寮に2人をつれ

こもうとも思ったが、経験のない僕は億手でせっかく彼女達は

乗る気満々なオーラを光らせ僕を、食べてしまおうというでも

僕はイキナリHはまずいと勝手に思い込み、一先ずはヘルプ

で応援を呼ぼうと考え、それに僕は一人で、女は2人会社の

営業車に乗せ、冬であったのでエンジンを掛け暖房をつけ

車内で待ってもらった、僕は男を捜すのに奔走した同級生は皆

原付の免許しかもっていないしアウトだ、ドライブでもと考えた

僕は車を動かせないので、会社の人間を手当たり次第に当たったが

肝腎な時に誰も捕まらず困った、彼女達をのせた車は2時間

3時間と経過し、僕はすまん、おいは、車ば動かせんし

男一人みつからんかった、だいぶ待たせて悪かばってん

今日はお開きにしよう、また今度、機会があったら遊ぼうよ

と帰ってもらった、帰り際の彼女達の面持ちは、初めの頃と違って

気が抜けた瞳で、僕の顔を振返り一瞥し、去っていった、そして再び

逢う事もなかったし、僕はせっかく転がり込んだ実験を逃した。 

この頃の僕は、包茎を克服しようと涙ぐましい努力を重ねていた

輪ゴムをしたの息子に縛りつけ、1週間矯正し、すると

青黒く変色し、擦れたのか、3倍も腫れ上がり・・・

大きくなったのは喜ばしいことだが、数日もすれば、もとの

サイズにもどり、また、包茎に陥った、こんな事を16歳から

18歳まで続け、やっと、包茎は征服したが結局、20歳、夏の

始めての彼女とSEXするまでは、1回も使用することはなかった。

そしてこの会社でのハイライト、大事件が起きた例の飲み屋のつけ

である、初めの頃こそ羽振りよく金をばら撒いていたリーダーで

あったが実は彼は計算づくで、つけを貯めこんでいたのだ

訳は後述する、つけは500万近く貯まっていた僕は責任者

イコール、リーダーが不文律で知らない間に精算している

ものと思っていたが、催促状が郵送されてきたチーム内では

不文律で安心していたけれど、店側からは僕達5人の

共同債務である、いったいリーダーは月々に貰う300万

からの給料をどこへ使っているのか?彼への不信感が高まった

すると彼は何と、同じチームに18歳の気の弱い男がいて履歴書

上は僕と、同級生だ、その18歳の赤沢を利用する策謀を

僕に持ちかけた、だが赤沢は、その戦略に怯え首を縦にふらない

そこで僕が赤沢の、代替の生贄になった内幕は

ライバルチームの高島と言う、28歳の男性がいて会社から

履歴書を拝借して、高島の年齢、生年月日、住所を僕が覚え

高島の印鑑を購入し市役所で住民票を入手し、消費者金融から

金を借りるという、怖ろしい権謀術を僕は営業者の中で

2時間も、リーダーから講義をレクチャーされた已む無く

16歳の僕は、リーダーである彼に、逆らえずその怖ろしい

任務を遂行した、市役所の住民票は難なくあっさりと

手に入った、問題は金融である僕は心臓の動機が加速して

自分が何を行なっているのか、判らなくなり、リーダーの指示どうり

サラ金の窓口で、覚え叩き込んだ必要事項を、専用の約款契約事項に

震える手で、記載していった、記入は成功し審査するので暫く

お待ち下さいと窓口の女性に促された僕は内心、心臓は飛び

出しそうで、バレタラ逮捕されるんじゃないかと懸念しつつ

審査を待った、すると横に監視役で付いてきたリーダーは席を離れ

僕を取り残して、オープンザドアーで自動ドアを出て行った

僕は何事かと辺りを見渡して見ると、窓口の女性が待合室に

待機している人物に、声を掛けていた、高島さんと・・・

 僕は松本なので、頭はパニックって、何度も、高島さん窓口

まで起し下さいと呼ぶ、声に気が付かなかったのだ・・・

僕は事態を送れば瀬ながら、呑み込み、窓口に走り折衝し

ちょっと考え事をしていたので、呼びかけに気付かなかったと

苦しい言い訳を余儀なくされた、窓口の女性はそうですか

と言い煥発いれずに今回の御融資は見送らせて頂きます、と、

述べた、僕はこの時その言葉に救われたような気がした

僕はまだドキドキしながら、店に背を向け、背後を怯えながら出た。 

店を出て、リーダーと示し合わせていた合流場所に無事

帰還すると雷が落雷した、お前アホちゃうか!あない何回も

名前呼ばれて、ぼさっ~としとったら怪しまれるがな!と

怒号した僕もムカッとして応酬した、それやったらリーダー

自分だけ、そくささ逃げて僕だけ取り残してずるかばい

と詰め寄った、するとリーダーは、まっほなしゃぁない最後の
作品名:第3 作家名:万物斉同