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第3

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手段や!とまたもや策略を滔々と語りだした例の気弱な

僕と履歴書上、同級生の18歳、赤沢を出汁に利用するらしい

その計画とは、飲み屋のつけ500万を盆暗の

赤沢に背負い込んませるらしい僕はリーダーから500万の

入ったショルダー鞄を預かり、赤沢と2人で飲み屋に

支払いに行く、赤沢に鞄を持たせ、途中で僕が腹が

痛くなりリーダーと打ち合わせて於いたトイレで、僕達

2人はトイレに入り、僕が腹が痛くて赤沢をトイレに呼び込み

鞄を手洗い場に置かして、僕の介抱をしている隙にその乱に

便乗して扮装したリーダーが、からの鞄を持ち去る

そして責任を赤沢がとり、僕達2人でその脚で

飲み屋のママの所へ謝りに行く、すいませんママ

今日現金で500万払うつもりでリーダーから頼まれて

来たのですが、公衆トイレで現金の入った鞄を

この赤沢が気を抜いて、盗まれてしまって・・・

許して下さい、この件がリーダーにバレタら

殺されてしまいます、だから受け取った事にして下さい

責任はこの赤沢が取り毎月の給料から、支払いますので

と誓約書を、赤沢が書いて捺印した。 僕の任務は

リーダーに教え込まれた演技だけで、からの500万なぞは

入っていない鞄を赤沢に紛失させその後、上述したような

情けを乞い、時間を稼いで暫時待ってもらいリーダーが

金策を練るという計画であったが、何も知らない赤沢は蒼白し

沈面しうなだれていた・・・こういう計画で後からリーダーが

責任を取るという形で、あったので、赤沢には、悪いが

已む無く策を行使しただけであるが、数週間でリーダーは

会社に前借と称して、200万借りて、韜晦し行方不明になり

僕と赤沢に、債務が降り掛かってきたが、運良く、僕は

誓約書にはサインしていなかったので、強気に催促を跳ねつけ

赤沢に談判してくれ、誓約書に捺印したのは赤沢だから、僕は

赤沢に頼まれ同行したにすぎないと、事なきを得て

僕は会社が嫌になり、辞職して専制体制の母親の実家に戻った

2~3日経つと、鬼瓦統括が訪ってきて、僕の辞職を認めない云々と

押し掛けてきてたが、僕はもう甚だプライベートでも、社会にも

会社にも、うんざりしていて、統括の口説き、脅しに

徹底抗戦していたら、僕の母が、踊り出てきて統括の

指なし攻撃に晒されたが、母は怯むことなく、息子が

嫌て言いよるとにどげんせろてね、ひっちゃぐらしか

帰らんば警察ば呼ぶばい!と大声で叫び、3千万の契約を軽く

こなす、鬼統括も、僕の母の前では、なす術もないまま

僕を連れ戻そうと息巻いていた統括と、会社の社員5名は

諦めて退散していった・・・流石、ビッグバンマスターの僕の

母である、でも嫌いだ! 




(1989年)

 僕はあいかわらずチェリーボーイの17歳毎日、朝から晩まで寝ても

醒めてもファミコン三昧包茎は治ったけれど三段腹で、小人輩

精神が錯乱しフラストレーションのはけ口に食べ物を食べ続け

過食症になり、腹一杯食べてはトイレで口の中に指を差込み

食物をもどし、また料理してたらふく食べてトイレで流しての

繰り返し、半年経った頃には痩せこけ三段腹も克己した。 

 僕はこのままではいけないと将来に不安を覚え今度は痩せ

こけた醜い裸体を改善須らく、腹筋、腕立て、鉄アレー

スクワット、バーベル、背筋、走りこみ等を気が向いた時に

トレーニングしていた中学卒業まで運動なんて試したこと

もなかったので、どれだけの回数をこなせばよいものか皆目つかず

小人輩の僕はすぐに息切れをしすぐに自分のキツイという精神に負け

トレーニングを途中で投げ出した パチンコ屋にも毎日通った前の

仕事の僅かな資金を、軍資金にして5万負け、3万負け、4万負け

時には10万勝ちコンビニで大量のケーキ屋、お菓子ジュースを買い

タクシーで凱旋した、でもこんな事は16回位、4ヶ月通ってほぼ毎日

行ったので120回だ!120回中10~16回勝っただけ

殆ど毎日負けて財布はカラッポになり、頭に来て銀行まで行って

預金を数万、降ろしまた再チャレンジし、その金もなくなり2キロ

以上もある家まで俯いて、沈んだまま徒歩で帰る日々が殆どであった

或る時は、負け続け銀行の僅かな貯蓄もパチンコ屋に寄付して

しまって底を尽き、腕時計を近くにある質屋に1万5千円くらいで預け

借りその金も注ぎ込み徒歩で家路を暗闇の中

独り寂しく辿り翌日リベンジに意気込み

CDラジカセを担ぎ質屋に預け、借りまた負けて歩きで

帰りそうやって次々と家にある電化製品を質入し金を借り

その金は全部パチンコ屋に吸取られて行った、もう僕の部屋は

何もない空っぽのベッドがあるだけになったそして最後は前の

会社で年齢を誤魔化して入社したのでその会社の保険証を使って

消費者金融から限度額10万円を借り1月ほどこの資金で

パチンコ屋に往き久々に10何万勝ちその日は鹵獲品を携えタクシー

で凱旋するが翌日からはまたアンラッキーが確変し負け金融から

金を引き出し負け諦めて帰り更に次の日金融で引き出しと繰り返し

消費者金融の限度額もオケラになり債務の借金だけが残り辛うじて

TVとファミコンだけが残った・・・

  そして僕はまた過食症となり三段腹に戻り、肥りファミコンに

蕩尽する日々を重ねた・・・

身体を鍛えるのも止め惰性で流されるがままに生きた。 

実家に居ると四六時中、母親の小言が僕の部屋の隣の母の

部屋からファミコンに夢中になっている僕の部屋に響いてくる

ノイズ、苛々していた毎日。

(1989年)17歳、半ば僕は気が狂いそうで家を出ようと求人雑誌で住み

込みが出来る職場を探し名古屋にある工場で働こうとまた家を飛び出し

電話を掛けて面接をし岐阜県の白鳥という田舎にあるエアコンの電気

モーターを製作する工場で働きだした長崎の実家も田舎だがここは凄い

名古屋駅から車で時速60キロで走っても4時間もかかる、山奥の山中だ

僕が赴任したのは秋もたけなわの頃、朝の8:00から就業し残業して

夕方の7:00まで延々と機会を操作する、僕が此れまでやってきた

職種とは大きく異なり心の中でこんなみみっちい仕事、詰まり

退屈で時間に拘束され何と陰鬱な地味なしごとだろうか、と・・・

給与は20万程度であった僕は給料の使い道が何もなくただただひたすら

ファミコンやゲームのカセットを買い漁りブランドの財布や、プラチナの

指輪ブレスレット、小物を買い集め虚しく過ごした僕は酒も好きではなく

金の使い道が唯一趣味のゲームと衝動買いだそして気に入った50万の

腕時計を購入しようと残業を増やし朝8:00から、夜10:00まで

2ヶ月働いた、工場の仲間からは一番の稼ぎ頭と渾名され、それでも

月に30万程度であった・・・・・

 前の営業の時は、固定給18万プラス歩合があったので其処では

並べて平均すれば月々30万以上あった、時間にも拘束されず

自由裁量で仕事のペースをマイペースで遂行できたし、契約が受注
作品名:第3 作家名:万物斉同