小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
アリス・スターズ
アリス・スターズ
novelistID. 204
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

WHITE BOOK

INDEX|339ページ/340ページ|

次のページ前のページ
 

 視界が晴れると、行く手を阻んでいた高い塀には大きな穴が開いていた。
 追跡稲妻はハイドランジアの得意技。シュートの型式でのみ発動でき、指した対象を追跡する稲妻が4本発射される。その4本の稲妻はレディとルディが2本ずつ操っていて、同じ白本術を変換できるアイリスよりも追跡能力が高いらしい。
「よーし、行こう!」
 ソアラの掛け声に全員が頷いた。

 建物の中は薄暗い。夜なので仕方ないが、システムを落としたからもあるだろう。
「たぶん今、中のスターシーカー達がこっちに向かってきてるはず。作戦通りいくよ。」
「分かった。」
 まずは想楽が純白障壁を詠唱まで唱え、明かりを確保。攻撃法のほぼない想楽は、危なくなったらこれで身を守ることになっている。メインで戦うのはソアラとりぼん。アリスも攻撃に参加できるが、珠術で回復の型式を持つため援護がメインだ。
作品名:WHITE BOOK 作家名:アリス・スターズ