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アリス・スターズ
アリス・スターズ
novelistID. 204
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WHITE BOOK

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「それから、りぼんを車に乗せて共団に戻ろうとした時に……やつらが現れたんだ。」
「スターシーカー、だね。」
「あぁ、そうだ。」
 スターシーカーは全員革で出来たチョーカーをつけているという。それが、社員証の代わりにもなっているらしい。
「スターシーカーの狙いはりぼんだった。おそらくはクフィリア教のタイムフルワーズと関係しているんだろう。逃走した方がいいと判断した俺達が車に乗り込もうとした時に……波動のスパイラルで、刺されたんだ。」
 想楽は身震いする。
 当然誰かに刺された経験はないが、想像するだけでも恐ろしいことだ。波動で刺す、というイメージはいまいち湧かないが、よくある「アイスニードル」のようなものだろうか。
「それだけならよかったが、その時にアイシクルチャージを受けたらしい。それが今のこの状態を生んでいるわけだがな。」
 言って、左手に繋がった点滴を指差す。アイシクルチャージは体内に氷属性の源力を供給する、影響の源力操作らしい。
作品名:WHITE BOOK 作家名:アリス・スターズ