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　今日２人の話題に挙げられたゲームは、ゲームプログラマーの美姫の父と、イラストレーターの美姫の母が手がけたという新作ＲＰＧ「黄昏色の空」だ。

「昨日ママに聞いてみたんだけどさ、やっぱり主人公のエアルって想楽のイメージらしいよ。」
「そうだったの？じゃあ、セスナはたぶん美姫がモデルだよね。」
「そうみたい。あたし達２人の関係はああいう設定作りやすいってパパも言ってた。」
「それじゃあさ、美姫のお母さんにとっての私のイメージって、髪の毛水色なのかな？」
「いくらゲームの中とはいえ、水色の髪ってなんかすごいよね。そんな色に染めたら、一発で髪が傷みそうだし。」

　夕焼けの中に見た長髪の賢者の背中を追いかける魔法少女エアルと、その大親友の魔法剣士セスナの冒険を描いたその作品の２人のモデルに、想楽と美姫が知らないうちに採用されていたらしい。確かに、エアルは想楽と同じポニーテールだし、セスナも美姫と同じショートカットだ。