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第二章 第五話 初対面の剣術部隊と笑わし隊

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そして僕達はすぐに会場へと行った。
そこには皆のマドンナ「ミス・ワカナ」とそのマドンナと契りを交わした「一郎さん」がいた。
「わあああわあああああ」
「わああああわあああああ」
僕達が感激の声を上げるとワカナさんはクスリと笑い
「私が来たことで皆さんの顔が笑顔になってくれてほんまうれしいわぁ。」
「これも全て僕達のおかげだね、ワカイデデデ!!」
「なにいってはんの。みなさんは私を見て笑顔になってくれはってん。あんたは入ってないの。」
「そりゃないわぁ。」
アハハハハと大歓声。
僕も国重君も始めてみるワカナさんにホレボレしながらもお腹のそこから笑った。
その時だった。
ガサガサ ガサガサ
「誰だ!!」
皆、戦闘態勢に入った。
西王中佐がワカナさんと一郎さんの前に入った。
ガサガサ ガサガサ
うぅぅまた戦うのかな・・・
せっかく楽しい時間だったのに!!
銃を構えたその時だった。

「待ってください!!日本軍です!撃たないでください!」
え?日本軍?
僕達はザワザワしていた。
「部隊名と階級、氏名を言え!!」
「剣術部隊第4班梅沢伍長です!剣術部隊集結の命を受けパプア・ニューギニアから遅れて参上しました!!」
「なっ剣術部隊か!」
西王中佐が叫び、皆、喜びのあまりか「俺達は剣術部隊だ!」「来いよ!ワカナさんが来てるぞ!」と叫び放題でした。
僕も国重君も喜び抱き合った。
すると次から次から4班の皆さんが出てきた。
あれ?一人だけ外人さん・・・
その途端僕は大声で叫んだ。
「わあああああああああああああああああああああ外人!!!」
「ちょちょちょ源五郎君?!」
混乱している僕を心配して国重君がワタワタし、向こうの外人さんも
「ヴェ~~~~~嫌われたあああああああヴェヴェヴェエヴェ~~~」
「だああ!うるさい!!」
と、皆より少し身長の高い男の子が外人さんの頭を叩いていた。
あれ?あの人結構いい人かも。
するとその男の子が僕に近づいてきた。
「ごめんな。だけど大丈夫だ。あいつは味方兵だ。」
「ヴェ!俺はチェルグ=ファルガスだよ!よろしくね!」
と、握手しようと手を出してきたのだが、先日の記憶がまた繰り返してしまい
「うわあああああああああああああん三船君~~~~~~」
混乱混乱大混乱!
その時だった。