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剣道部と風に揺れる相思花

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「乗らないんですか。」
「46分スよ」
「これだと思いますよ。」
「乗らないとバス出ちゃいますよ。」
「さいじょー先輩。」
私、迅、小西、細谷、悠斗の順に問いかける。
少し悩んだような顔して、
「いや、これじゃない。」
なぜ言い張るんだ。時間あってるのに。反論しようとしたその時。
バスのドアがしまった。
首をかしげながらバスの時間表を迅と確認。
あれ?ちょっと待って・・・。
「西篠先輩、今のバスでしたよ・・・。」
「ちなみに次のバスは20分後です。」
「集合時間は15分後ですッ。」
迅、私、細谷の言葉で西篠先輩の顔が少しだけ引きつった。