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剣道部と風に揺れる相思花

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とりあえず復活したところで出発。バスターミナルまではあっという間。
信号渡ればすぐにあるというかなり良い所に。でも中が広いんだなぁ、これが。
「えっと・・・11番ターミナルから乗るんだって。」
「どこだよ。11番ターミナル。」
わからん。んなもんバスに乗らない私にはわかるわけがない。
「あっ。あれって悠斗と・・・」
「悠斗?なんで待ち合わせ場所来てないんだよ。あいつはッ。」
「横にいるのって。」
えっと何々?どこにいんの悠斗は。おう発見しやした。隣にいるのは
「「「「西篠先輩!?」」」」
四人でハモッた。その大声であちらも気がついたようで・・・
「おっ。おはよー。」
西篠先輩ニッコリです。今日は厄日です。きっとね。
「うーい。おはっよー。」
悠斗のこの一言で4人の間に殺気が沸き起こりました。
さすがにヤバイと察知した西篠先輩。話し出します。
「あー。今何分だろ。」
手元のケータイに目を落とす。
「42分ですから、後3分でバスが来ますよ。」
「あ~。ありがと。」
で、最大の疑問。
「あのぉ~。山神先輩はどこに。」
迅が聞いた!
「死んだんじゃね?事故だ、事故。」
はい。出ました。いない人=死んだ(毎回必ず事故。)の方式。
恐ろしいやぁ~。私も休んだらこうなるのかなぁ。
「「「「あはははー。まじでそうなりかねねぇ。」」」」
そんな感じで色々やらかす人間なんです。山神先輩は。
そんなこと言ってたら、なんかバスが来た。が、西篠先輩が微動だにしない。