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ミムロ コトナリ
ミムロ コトナリ
novelistID. 12426
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ゴールドとカッパーの心理合戦(ココロしあい)

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 …本当だったら言うつもりだったって事かい、そりゃぁよ?
 日頃から彼女を手伝ってた甲斐があったってもんだ。良かったな、俺。
「ははは…、そりゃどうも。慈悲深い美和子さんの優しさに、改めて感謝するよ」
 俺は、引きつり笑いで礼を述べた。(あくまでクールを装って)
「じゃ、それで貸し一つにしておくね」
「ええっ!?どういうことだよ、それ!?」
 ホント。意味分からん。
「”貸しを無かった事にすること”。それが、『貸し』よ」
 ――ああ、なるほど。こいつはた(`)ま(`)げ(`)た(`)。
「ハハハハ!その発想は思いもよらなかった、一本取られたぜ」
 ユーモアのセンスもあるとはな。ホント、利発な子だ。
 ホント、ますますもって――

 ――恐ろしい程、油断出来ない奴だぜ。