起承転結は嘘っぱちじゃないのか?
ならどうする?
じゃあ、お話を作る上での起承転結の代わりは何か、というと、HIPO チャートの考え方と、
5W1H を援用できるんじゃないか、と考えています。
HIPO は IBM がやってた、コンピュータのプログラムを、入力・処理・出力 の
三つの要素に分けて書き表す手法なのですが、説明しきれないので各自ググってください。
HIPO なんて知らん、ていう方も多いかもしれませんが、ま、いまいち流行らなかったぽいです。
プログラムのキモは普通は処理(Process)の部分にあるから、
入力(Input)や出力(Output)と同等に並べるのは、無理があるような気がします。
それに、処理をサブプロセスに切り分けるのに、高度なセンスが必要っぽかったような。
一般的な様式(例えばフローチャート)だと、割とずるずる書けちゃうんですよね、その辺のことが。
また、この手の話なら三幕構成が定番ですが、実のところ、私には三幕構成も難しい感じなもんで。
あるいは、日本に古くから伝わる「序破急」とかでもいいかもしれませんけど。
でも能の話は、分かるような分からないような「丸め込まれ感」が半端無いので、手に負えないっす。
作品名:起承転結は嘘っぱちじゃないのか? 作家名:立早 文