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ますら・お
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novelistID. 17790
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シャルラロハート 第一幕「少女と騎士(ドール)」

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[3]

昼食の時間の大学内の喫茶店。
暁は優華、友人の安堂 真一(あんどう しんいち)と早苗 涼香(さなえ りょうか)の4人で窓側の席に座っていた。
「そうかそうか、夢をみてそれで顔真っ青ってお前らしくないなあ!」
友人の安堂真一(あんどう しんいち)は大きく笑いながら暁の肩をパンパン叩く。
「はァ・・・・・・。お前も一回あの夢見てみろって、そうすれば俺の気持ちが理解できるはずだ」
ボヤキにも近い喋り方で手元のコーヒーが入ったカップを一口飲む。
「火坊君も結構子どもみたいなところがあるのね。結構意外」
早苗はニヤニヤと笑いながら負のオーラを漂わせてる暁を見る。その隣では優華が暁の負のオーラを取り払おうと頑張っていた。
「もう、夢は夢なんだから仕方ないじゃない。ほら忘れた、忘れた」
「嫁さんも旦那さんの世話で大変ですなぁ」
安堂の発言に優華は顔を真っ赤にする。
「うぅ・・・・・・茶化さないでよ安堂・・・・・・」
「まあまあ、安堂君もそんなに優華をいじめないでよね」
「おお、悪い悪い」
早苗のフォローによって助けられた。