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前世だかのメイキング

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 チカちゃんグッジョブ。あそこで青い布持ってくるまで、すっかり忘れてました。

 チカちゃんの高専は書いてる人の母校使えば良いじゃん、と書きながら決めました。
 結構、使うかどうしようか最後まで悩んでました。
 ・・・あとで、他にも商船高専いっぱいあるよとウィキペ先生に突っ込まれました。 
 ・・・広島の商船高専くらいしか、他に情報持ってなかったんです、このとき。
 教官がそこ出身だったんで、似た雰囲気の話、よく聞いたんで。
 で、毛利サマのお膝元はナシだろ、と。
 ・・・すっげー後悔した・・・。ウィキペ先生に早く聞けばよかった・・・。
 ロボコンに参加させたかったんで、とにかくチカちゃんは商船高専へドナドナでしたが。
 船乗らないチカちゃんなんてヤだったんで。
 あー、東海方面の商船高専に入れたかったーっ!!
 (このシリーズ、どの地方を舞台にするかで未だ悩んでるんですよ。
  伊達ちゃんちをフィクションだから、と前置きして別の地域へ移封できそうで。
  これだけ転生した人が集まって、東北?というのも不自然な気がするんです。
  もうちょっと日本の真ん中寄りにならないかなーと。東北の人ごめんなさい。
  でも、北陸の学校にしたんならもう東北でオッケーだ、うん。)
 
 まあ、母校は今は存在しない学校だから、この先さやかとのアレコレ書くにしても好き勝手書けて困らないよねっ!とポジティブシンキングしてみてます。

 お館様は、佐助さんが「お館様」と呼ぶことを避けてるのが、前世アレルギーだと知ってます。
 ただ、敢えて呼ばないことも過剰反応だと気付いてます。
 軍師だった副指揮者とおんなじ反応。
 「大将」って、現代でも使うことがあるけど「お館様」は、本気であんまり無いから。
 多分、道場の他の前世持ちも気付いてて苦笑してる。
 佐助さんにとっては、「武田さんちに居候する=お館様呼び」らしいです。

 あと、サービスエリアにばっかり卸してるお土産は本気で馬鹿に出来ない。
 大事なことなので、書きたかった(笑)。

 もう一つ大事なこと。
 この話で、初めて評価で5を頂いたこと。
 ・・・10評価くださる方に後ろ暗い気もしてビクつくんですが、とてもとても嬉しかったんです。
 10評価、嬉しいのですが、身に過ぎる評価じゃないかと不整脈ちっくになってました。
 書いてる人、10って見るたびに震えるんですよ、コメントもそうなんですが。
 キーのミスタッチ増える増える(笑)。
 けど5評価いただいて、ああちゃんと皆さん、評価してくださってるんだなあ、その上で他の話で10評価頂けたのかなあ、だったら嬉しいなあ、とか。
 5評価って、自分が読み手だったらつけただろうなあ、価値観近い方も読んでくださってるんだなあ、とか。
 そんなことを思って、幸せになってました。
 ちょっと安心もしました。
 10評価、貰っていいのかもしれないな、って。や、謙虚に精進せねばですが。
 駄目じゃんコレ?っていうの、教えていただけるのは、本当幸せです。
 10も当然勿論嬉しいし、他の評価も嬉しいんです。
 本当に本当に、有難く存じます。
 いつも感謝してます。本気で。

<存在してた設定>
・市が高校にいること
・浅井長政が高校にいること

<存在してなかった設定>
・市の性転換
・明智が入学すること


◎番外編2つめ
片倉さんと伊達ちゃんと、チカちゃんの学校祭に向かう話。
高校1年生、初秋。

 片倉さんが書きたかったんだー。
 卒業式でも書こうとして、でも話のバランス崩れたからスッパリ切ったんだー。
 片倉さんは書こうとすると、どうも時間軸のバランスが崩れる位置にいることが多いです。
 色気のある渋い男の人、好物です(笑)。多分若いけど、この片倉さん。

 この話の前後、佐助さんの両親を出したいような気がしてました。
 が、関係ねーじゃん?ということでカット。
 佐助さんが大事にしてる、今の生活を出したかったんですが、「前世の関係が今はどうなってるかを書く」っていう趣旨と違うよね、と・・・。

 片倉さんの設定が沸いてきたのがこの辺りです。

 伊達ちゃんの家庭の事情は、ちょっとヘヴィな話になった気がして、ビクビクしてました。
 ライトなテイストで今までやってきてたつもりだったんで、読んでくださってる方、困らないかなーと。
 書いてる人の経験入れちゃったし、露出趣味だったかしら、とか。そんな気あんまないつもりなんだけど、自覚無いだけだったらキモイなーとか。
 ネタとして使える人生経験、多い方らしくて面白がって貰えるネタは「こんなこともあるよー」と、ぶち込んでます。このシリーズ、それが当者比で多いんで心配。
 評価頂けて、ちょっと安心しました。
 本当、有難うございます!
 
 あと、前田慶次の泣き言、明智さんが現れてびっくりした。爆笑した。
 そんなことになってたんだ!みたいな。
 自動筆記、書いてる人が一番楽しんでたんじゃねーの?と思います。 
 
 で、佐助さんが前田慶次に弱い、というのは、書いてる人が突っついたら白状したネタでした。
 嬉しかったんだろ、と突っついたら、電波がやってきて頷いた・・・。
 駄目大人だなーと自分で思います。がっくり。
 佐助さん、前田慶次には甘い自覚があるから、ちょっと緊張気味だったみたいです。
 わざと冷たかったり。どう話を持っていっても変な頑なさがあったんで、突っついてみた。
 
 片倉さんにヒいた件は、書いてる時ちょっと疑問でしたが【登場人物について・順不同】で納得しました。(あれも半分自動筆記なんで。)
 うん、留年も考えるのはヒく。
 たぶん、書いてる人も知らないところでヒいたエピソードが他にもあったに違いない。
 1話目から、佐助さん片倉さんの忠誠にヒいてたもん。あれ、不思議だったもん。

 や、こういう遣り取り自体、電波過ぎて書いてる人ヒかれてるとわかってるけど。
 まあ、書いてるときの備忘録なんで御容赦ください。

 寮生で作ったバルーンは、500個だったような気もします。
 が、派手な方が良い、ということで1000個で行きました。
 学校祭の準備内容については、演出も多々あります。
 そうじゃないと困るネタがある(笑)。


これを書いた頃、高専で事件があってショックでした。
高専は、なんというか陰気を育てる土壌があって、そういうのに耐性があるとか、自我の確立がしっかりしてないと自分を保つのが難しい学校であるのは確かです。
自分がいた頃も、ニュースになるほどのものじゃないけど、遣る瀬無い事件多かったです。
自分にとっての指針がしっかりしてないと、生活しづらいです。
しばらく、楽しい高専生活書いていいのか、悩んだりしました。
学生同士のアレコレで死人が出た高専の事件、自分が知ってる2件目でした。
(生きてる人の将来を考えてか、情報がもう出なくなってます。)
学生が自分で自分を追い詰めることの多い学校だと、当時も今も思ってます。
商船に限らず、高専のカリキュラムとか校風がそういうところ、多いのかなと思います。
作品名:前世だかのメイキング 作家名:八十草子