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東北関東大地震 (茨城版)

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3/11~3/13


2011年3月14日、やっと電気が復活。PCに向かってます。

3月11日金曜日の大地震以来、停電、断水、ガスも電話もダメだったのが徐々に回復してます。

11日(金曜日)
 昼に立っていられないほどの大きな揺れ、会社も建屋は無事だが中はひどい散乱状態。張り紙をして全員帰宅へ。帰る途中も道は亀裂が入り、陥没し、橋は大きな段差が。実家の無事を確認し戻ってみると自宅も半分が若干折れる形に沈んでいました。窓は外れてしまい下にすとんと落ちた状態。寝室ではスチール製の本棚がベッドに倒れこみ、もし夜だったら…と思うとゾッとしました。
その夜は近くで義父母は車の中で暖房をつけながら、我が家はガラクタをよけながらコタツやベッドの端で就寝。寒く、揺れも幾度となくあり、寝付けませんでした。
この時点では水道がまだ使えたので、風呂桶にたっぷり入れ、ロウソクと懐中電灯、携帯ラジオも確保。

12日(土曜日)
片づけで精いっぱい。なにぶん茨城県北のド田舎なので米や野菜はなんとかなっていたんですが、暗い中の食事はまるで闇鍋状態でした。関東では茨城だけがまだ万単位で停電地帯が残ってるみたい。北茨城市や大洗町など、被害が大きかったからなあ。この時点で携帯(SB)、電気、水道は繋がらず。

13日(日曜日)
水の配給も始まったけど2Lの水をもらうのに2時間並び。
ガスは無事使えたのでカミサンは2ℓ炊きの小さなお釜でご飯を炊く。電話も実家が黒電話なので使えることを知り、知人や友人親戚に安否確認の情報をやりとり。東海村の義妹や友人宅へ水や米・野菜のおすそ分け。東海村でも最初は給水が「2時間待って5人家族だと言ったら500mlのペットで水を渡された」とか。
帰り道は電気も少なく、信号も止まっている。いつも通る道が別世界のよう。通りすがる車も相手を注意し、交差点では譲り合いながらなんとか帰宅。

作品名:東北関東大地震 (茨城版) 作家名:JIN