小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

闇を抱える少年

INDEX|3ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 

Part2




アルス(ここは?)

アルスはどこかの荒地にたっている。

アルス(うっ、血生臭い。)

辺りにはおびただしい数のしたいが転がっている。

アルス(早く通り過ぎよう。)

そう思い早足で歩く。
すると、後ろから声がした。

???「どうして?」

アルス「?」

???「どうして私は死んであなたが生きてるの!」

アルス「!、な、何でここに」

???「あなたが私を殺したのよ!!」

アルス「うわぁーー!!」




アルス「うわぁーー!!」

アルスはベッドから飛び起きた。

アルス「はぁはぁ、夢か。」
(やっぱり、まだあの事は忘れられない、いや、忘れちゃいけないんだ。)

アルスが落ち着き始めた頃

『コンコン』

ノックする音が響く。

アルス「はーい」

カリナ「カリナよ、一緒に学校にいこ。」

アルス「分かった。すぐしたくする。」

5分後、アルスはローブを着て、フードで顔を隠した。

アルス「お待たせ」

カリナ「それじゃあ、行こうか」

アルス「分かった。」




アルスとカリナは学校に向かう途中話をしていた。

カリナ「今日は使い魔召喚の日ね、何が出るか楽しみだわ。」

アルス「僕は不安だよ。」

カリナ「変なの」

しばらくすると、教室につき先生がくるのを待つ。
すると、前の席の子が話してきた。

???「おはよう、えーっとアルスくんだっけ。」

アルス「...そうだけど」

???「俺の名前はカイト=ネクサスだカイトって呼んでくれ。」

アルス「分かった。」

カイト「お前って変わってるよな」

アルス「...どこが?」

カイト「いろいろとだ。」

アルス「...そうか」

ブランク「おーい席に付け、今から闘技場で使い魔召喚と魔武器制作をするから、各自闘技場に向かえ。」

そう言いブランクはさっさと出て行った。

カイト「それじゃあ、俺らもいくか。」

アルス「...分かった。」

アルス達は、闘技場に向かった。




闘技場
ブランク「よし、集まったな。
それじゃあ、グループに別れてくれ。」

カイト「組もうぜアルス。」

アルス「...分かった。」

カリナ「私もいれて。」

カイト「俺はいいけどアルスはどうだ。」

アルス「...別に構わないよ。」

ブランク「それじゃあ、説明するぞ。まずこの魔法陣に血をたらして『我に従いし者よ顕現せよ』と唱えろそれで完了だ。
使い魔の中には、戦いを挑んでくる奴もいるが気をつけろよ。」

カイト「それじゃあ、俺からやらしてもらう。」

カイトが血をたらして呪文を唱えると光があたりを包む。

光が収まるとそこには、3つ首の犬『ケルベロス』がいた。

カイト「かっけ~」

???「主か我を呼んだのは」

カイト「そうだぜ」

???「では契約をしよう。」

カイト「どうやったらいい?」

???「名前をくれ、そして我の魔力をそなたに注ぐ。」

カイト「分かった。それじゃあ、ジークっていうのはどうだ。」

ジーク「分かった。それでは、手を差し出せ。」

カイト「おう。」

ジークはカイトの手のひらを舐めた。

ジーク「これで契約完了だ。必要な時は呼んでくれ。」

そう言い残すとジークは消えた。

カリナ「次は私がいくわ。」

カリナもカイトと同じように血をたらして呪文を唱える、
光の強さはカイトより大きい。

光が収まるとそこには狐がいた。

???「汝か私を呼んだのは」

カリナ「そうよ」

???「では名前をくれ。」

カリナ「あなたは何なの?」

???「私は九尾の妖狐だ。」

カリナ「分かったわ、それじゃあ、ネロはどう?」

ネロ「よかろう。では汝の魔力を少しいただくぞ。」

ネロはカリナに触れてもらって魔力を貰う。

ネロ「これで契約完了だ。どこでも呼んでくれ。」

ネロはそのまま消えた。

カリナ「次はアルトの番ね、
頑張ってよ。」

アルス「...それじゃあ、」

アルスは魔法陣に血をたらして呪文を唱えた。

すると、辺りに今までよりはるかに強い光を放つ。

ブランク(何だ、この光は)

カリナ(何よこれ)

カイト(ま、眩しい)

近くにいた3人は、巻き込まれた。

何か結界みたいなもので魔法陣の近くが見えなくなった。

気が付くと光は収まりそこには黒い何かと、白い何かがいた。

黒い何か「其方が我等を呼び出したか。」

アルス「そ...そうだけど」

白い何か(確かあの子は...)

黒い何か「其方が我等の主にふさわしいか見せてみよ。」

アルス「その前に、あなた方はなんですか。」

黒い何か「我は死神だ。」

白い何か「私は女神よ。」

ブランク(死神に、女神だって!!。)

カリナ(神を召喚できる人は世界に数人位でしょ。それに死神と女神だっては天界と魔界のトップ。とても人間が召喚できるわけが無い。)

カイト(???)

カイトはよくわかってないようだ。

アルス「それで何をやればいいの?」

死神「我と戦い、勝ってみよ。」

女神「私は別に何もしなくていいわよ。」(それにもう決まっているみたいなものでしょ。)

アルス「もし負けたらどうなるんですか?」

死神「お前には死んでもらい、この近く即ち半径500mにいる人間の命を貰っていく。」

アルス「??!!」

死神「死なせたくなければ是が非でもかて。」

ブランク(クソッ、アルスに任せてられるか。)

死神「それとこれは一騎打ちなので、他の者が手を出せばそちらの負けとなる。」

ブランク(クソッ、手も足も出ないってか。)

アルス「僕は構わない、でも他の人達は殺さないでください。」

死神「それはできない相談だ。それに其方が勝てばいい話だ。」

アルス「僕に勝てるわけが無い。」

死神「其方は我を愚弄する気か!!。」

ブランク(何だ。死神がキレやがった。)

死神「何を恐れる物がある?其方の力であろう。」

アルス「!!!」

死神「我が気づいてなかったとでも思うのか。」

そう言いアルスに強い風を当てローブを吹き飛ばす。

ブランク(!!! 何だあの量の魔力抑制魔具は)

そうアルスは腕輪を肘から先が見えなくなるまではめ、指には左右どちらも指輪を6個ずつはめ首には20個程の装飾品がかけられている。

ブランク(魔力抑制魔具は大人でも1つ使っていれば魔力が多い方だ。
それなのに、あの量は人間なら確実に死んでいる。」

死神「早く外して我と戦え。」

アルス「嫌だ!!」

アルス以外「!!!」

アルスがすごい剣幕で言ったので、その場にいる人達は驚いた。

死神(何かあったみたいじゃな。)
「普通はしないんだが、其方の記憶を見させて貰う。」

女神「私も気になるから見る。」

そう言い2人は、有無を言わせずアルスの記憶を見た。




『アルスの記憶の中』

???「アルス、大丈夫?」

アルス「なんとか。」

???「無茶しちゃダメよ。」

アルス「お前が言うなよ、セレーナ。」

セレーナ「それもそうよね。」

アルス「それで何か話があるんじゃ無いのか。」

セレーナ「アルスは戦争にいくの?」

アルス「........ああ。」
作品名:闇を抱える少年 作家名:パッチ11