小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
HIRO サイトー
HIRO サイトー
novelistID. 21857
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ダヴィンチコード イン ジャパン

INDEX|39ページ/39ページ|

前のページ
 

 桃子は、「分かっています、私はいつもあなたを信じています。」と答えた。



  事件のその後

 宮川の予想通り木村はマスコミから引っ張りだこになる。

 その日のニュースは記者会見の模様を繰り返し放送した。

 しかし木村は一切マスコミと接触せず、連日のテレビ出演依頼もすべて断った。

 そして桃子と共に御茶ノ水ニコライ堂を訪れ、洗礼を受け正式にキリスト教徒となる。

 その後桃子と結婚し、幸せな人生を歩んだ。

 また、桃子にはナターシャのことは一言も話さなかった。

 ナターシャはロシアに戻り、ホテルをやめ修道女となる。

 その後、ロシア初の女性総主教となった。

 橋詰は伝説のスナイパー暁ジョーを仕留めた伝説の刑事となり、刑事局長まで出世する。

 橋詰と佐山はこの事件をきっかけに急速に親密となり、宮川の仲人で結婚することとなった。

  

 ユーリー・リガチョフは出世街道を上り詰め、ロシアの第8代大統領となった。

 宮川は相変わらず裏役に徹し、定年まで無難に過ごした。



 安東緑は新宿のナンバーワンホストとハワイを旅行中、ホスト諸共行方不明となった。

 

 安東組は宮川らの徹底的な捜査により、壊滅した。

 豪田は警視庁に逮捕され宮川らの厳しい追及を受けたが、決して西村奉典の名前を出すこと
はなかった。

  

 フリーメイソンはサミットでテロ集団の指定を受けたにもかかわらず、生き残り、今でもロ
ンドン株式市場で歴然とした力を持っている。