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ばーさーかー・ぷりんせす! 第2話

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フロリーナと青の魔導師(後編)


4.

 ズバザバザバズバッ!

「ゴブ」「ゴブっ」「ゴブ〜っ」
大斧を振り回し、ゴブリンをなぎ倒して行くフロリーナ。
「きりがないですわ。―――よろしいかしら、火の鳥の舞。」
魔鎧(まがい)の胸の部分にある悪鬼の如き顔に話しかける。
「ぎひひ、一体になってるなら言葉はいらねえだろ? それともセバスちゃんって
呼んでくれるかい? マリアが付けてくれたこの名前、俺様気にいってるんだけど
なー」
「ものに名前など! …ふん、行きましてよ、セバスチャン。」
「あいよ♪」
甲冑が一瞬緩んだかと思うと、姫の豊かな金髪が中に収められた。継ぎ目の部分も
ミスリル…魔法の鎖帷子(くさりかたびら)で覆われ、目の部分さえ閉じられる。
魔鎧の胸元の口がぱっくりと開き、澱んだ何か…瘴気のようなものが出てきた。
『う・ぅお・おおおおーっ!』
短剣を甲冑でこすり、火花が散ったかと思うと、姫の体は炎に包まれた。そのまま
ゴブリンの群れに突入する。
ごおおぉっ!
群れの中心で爆発が起こった。魔族の残党は文字どおり、四散した。