陰陽戦記TAKERU 後編
俺は家を出て町を歩いていた。
ふと立ち寄ったのは風祭神社だった。
そろそろ美和さんがバイトが終わる頃だ…… と思っていると丁度美和さんが出てきた。
「あ、武様」
「美和さん……」
俺は美和さんと一緒に夕飯の買い物をしながら歩いた。そして今後の事を話した。
「……そうですね、こちらもそれ相当の対応が必要ですね」
「美和さんはどうしてた?」
美和さんが平安時代で戦っていた。
中には自分より強力な敵が現れた時の対処法を知ってるはずだ。
「……そうですね、基本的に力で叶わないならどうしようもありません。そう言った場合は相手の弱点を探しました」
美和さんが言うにはどんな相手にも必ず弱点はあると言う、
「そうだよな…… でもあいつらにあるのかなぁ?」
美和さんを疑う訳じゃ無いが心配になってくる、こうなると普通に戦えた鬼の方が楽に思えるぜ……
作品名:陰陽戦記TAKERU 後編 作家名:kazuyuki