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ヘルファイア
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novelistID. 20957
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特別強攻機動隊 美少女拷問惨殺団

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 翔は腕組みをしながら「んー」と少し考え込むと、猫を一匹、春奈の、お腹の上に乗せてみた。
 翔「んー、やっぱり起きないなぁー!」
 翔は頭の中で、よからぬ考えを、たくさん思い浮かべた。
 「テ・テ・テ・テ・手を握っても、起きないかなぁ?。」
 「フ・フ・フ・フ・太ももを触っても、起きないかなぁ?。」
 「ム・ム・ム・ム・胸を触っても、起きないかなぁ?。」
 「キ・キ・キ・キ・キスしても、起きないかなぁ?。」
 「ア・ア・ア・ア・あそこを触っても、ウッ!!!。」
 翔は、鼻の穴から赤いものが、そして、ほとんど同時に、下半身から白いものが出てしまった為、鼻の穴にティシッユを詰め込むと、新しいパンツを持って、トイレの中に駆け込んだ。
 春奈「萌、どうしたの?」
 翔(萌)「ナ・ナ・ナ・ナ・何でもない!!!。」
 結局、何もしないうちに、春奈は起きてしまった。

 3週間位たったある日。
 もう直ぐ夏だというのに、翔(萌)は、猫を12匹、自分の体の上に乗せて、
 「うー、暑いよぉー、うー、重いよぉー」
 と、相変わらずアホなことをしていた。
 最近、春奈の様子が、おかしいことを、翔(萌)は感じていた。
 何か思いつめているような顔をいつもしてるし、
 翔(萌)の生い立ちを、やたらと、しつこく聞くし、
 翔(萌)の顔をジーと見ていることが多いし。
 などと思っていると、さっそく春奈が、やってきた。
 今日は今までにも増して一段と春奈の様子が変だ。
 しばらくすると、いきなり春奈は翔(萌)の体を抱きしめ、キスをしてきた。
 翔(萌)は心の中で、
 「うぉー!す!す!凄い!ジョシコウセイにキッスされちゃったよぉー! 春だ!ついに俺にも春が来た!23年、生きて来て、初めてのキッスだぁー! はぁー!きもちいー!最高だぁー!」
 と、舞い上がった。
 しかし、喜んでいる場合ではない。
 翔(萌)の下半身の宝が大きくなってきた。
 このままでは、男であることが、ばれてしまう。
 春奈は、翔(萌)が女だと思っているので、男には絶対に言えない、生理とか下着のことを平気で、翔(萌)に相談していた。
 もし、ここで男であることが、ばれたら、春奈は怒り狂うかも知れない。
 「もったいないけど、止むを得ない」
 翔(萌)は、ぐぐっと春奈を押し離した。

 翔(萌)は春奈に、どんどん、のめり込むのが怖くなってきた。
 春奈に自分の正体を知られるのは絶対に避けなければならない。
 春奈より、もっと可愛い女子高生は、たくさんいるはずだ。
 ネットで探してみよう。
 翔(萌)は、エロイ裏サイトを見つけるのは、得意中の得意である。
 すると、
 「超可愛い女子高生を盗撮したので、この女子高生を皆で強姦しよう。」
 というのが、目に入った。
 「ナ!ナ!ナ!なにいーっ! 超可愛い女子高生 だとおっ!」
 「ヒイッ!ヒイッ!ヒイッ!、俺も参加しちゃおうかなぁーと!」
 翔(萌)は、その「超可愛い女子高生」の画像が出てくるのを、わくわくしながら待った。
 しかし、出てきた「超可愛い女子高生」の画像は、なんと、翔(萌)本人の画像だったのである。
 「こ、こ、このサイトは、俺を強姦するためのサイトだったのか!。」
 「そういえば、この前の下校の時に、俺の前をうさんくさいオヤジが自転車を引っぱっていたっけ。」
 「あの時に俺を盗撮していたんだ。」
 「ふざけやがってぇー。このサイトは今日限り閉鎖だ。」
 「そして、このサイトにかかわっている奴等は全員逮捕して、二度とお日様の下を歩けない様にしてやる!。」
 翔(萌)は、ただでさえ、ふくらんでいる頬っぺたを、更にふくらませて怒り狂った。

 結局、翔(萌)は、ますます春奈に、のめり込んできてしまった。
 春奈とのキスの味が忘れられない。
 「あ~!また春奈とキッスがしたいよぉ~!」
 「そうだ、今度こそ、春奈が寝ているときにすればいいんだ。」
 夏休みに入ると、翔(萌)は春奈に、翔(萌)の家に泊まるように勧めた。 
 偽りの翔(萌)に惚れ込んでいる春奈は、もちろん喜んでOKした。
 そして当日、翔(萌)は春奈が眠ると早速、春奈にキスを始めた。
 「はぁー!やっぱりきもちいー!やっぱり最高だぁー!」
 「も!も!も!もう一回!」
 結局、翔(萌)は、限りなく何十回も春奈にキスを続けた為、当然、春奈は目を覚ましてしまった。
 「うわ~お!お!お!お!起きてしまったあ~!、退却う~!」
 翔(萌)は、慌てて自分の布団に潜り込んだ。 
 お前は、幼稚園か!。

夏祭りの日、祭りが終わり、バスを降りて翔(萌)の家に向かっていた春奈と翔(萌)は、突然、男たちに羽交い絞めにされ、ホルマリンが、たっぷり染み込んだ布を顔に押し当てられた。
 翔(萌)は、すかさず自分の水筒のボタンを押し、前にいた男の股間を思いっきり蹴ると同時に、後ろの男に思いっきり頭突きを喰らわした。
 次に翔(萌)は、水筒の本体から伸縮式警棒を取り出すと、瞬く間に4人の男のミゾオチを強打、全員気絶させてしまった。
 春奈と翔(萌)の近くには、常に私服の特強隊員が遠巻きについて来ている。
 翔(萌)が提げている水筒のボタンは、色々な信号を発信するためのリモコンになっていて、今回の場合は、ボタンを押すことによって特強隊員たちに信号が送られたのである。
 しかし、翔(萌)の仲間である特強隊員たちが駆けつけた途端、安心した翔(萌)は、急に倒れてしまった。
 翔(萌)も少なからずホルマリンを吸い込んでいたのだ。

 次の日、病院で目覚めた翔(萌)は、昨日のほぼ同時刻に別な場所で、同じ女子高の生徒が三人まとめて誘拐されたことを聞かされた。
 つまり「少女惨殺事件」の犯人は、捕まった4人の他にも多数おり、事件はまだ解決していないということになる。 
 そのため、春奈と翔(萌)にも各2人ずつ県警の私服警察官の護衛が付くようになった。
 県警の私服警察官たちは、翔(萌)が特強の隊員であることは、知らされていない。
 今日も午前中に春奈と翔(萌)は、翔(萌)の黒い軽自動車で町に買い物に向かったが、私服警察官たちの車が後からゾロゾロとついてきた。
 しかし、犯人たちは、ここで、思いもよらない行動をとった。
 誰もいなくなった翔(萌)の家に、忍び込んだのである。
 犯人たちは、翔(萌)が可愛がっている猫たちを、人質?(猫質)にして、翔(萌)を誘い出す作戦のようだ。
 「犬なら解るが猫を飼う奴の気持ちが知れねえ。 糞の役にも立たないのに。」
 犯人たちは、餌に釣られて簡単に檻(ケージ)に入ってしまう猫たちを、あざ笑いながら作業を進めた。

 買い物から戻り、翔(萌)が自分の家に戻ると、12匹の猫は誘拐され、ついでに下着が無くなっていた。
 翔(萌)の携帯に犯人から電話がきた。 翔(萌)は犯人のアホな要求を最後まで黙って聞いてから携帯を切った。