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ヘルファイア
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novelistID. 20957
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特別強攻機動隊 美少女拷問惨殺団

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 特強の秘密兵器「翔龍」(と言ってもアメリカ海兵隊の物を必要なときだけ借りているだけだが)を操縦できるパイロットは、 現在「坂崎 龍太郎」と翔の二人だけである。
 翔は23歳という若さにもかかわらず龍太郎に勝るとも劣らない技量を誇っていた。 にもかかわらず翔龍の操縦は、龍太郎がメイン、翔がサブ、ということになっている。
 その理由は、実は翔の存在自体が特強の最高秘密兵器だからである。
 昔、女狂いだった翔は中学生から高校生にかけて、ある性犯罪を何百回と繰り返していたが、ある日、ついに御用となった。 その時に翔は当時、警察の内部にいた特強のボス「山本」と偶然出会ったのだ。 山本は、そのとき翔の特殊能力を使った対テロ作戦を思いつき、特強を作る決意をしたのである。 超ミリタリーオタクの翔は、山本の「翔が一番好きな航空機のパイロットにしてやる」という誘惑にまんまと乗り、 首を縦にふった。

 龍太郎には妻も子供もいたが、翔には彼女もいなかった。
 その理由は色々あるのだが、まとめると次のとおりである。
 1、 翔は自分の趣味以外の事に、金や能力や情報収集などの労力を使う気が、ほとんど無い。
 2、 超スケベーで「女=やること」としか考えていない。
 3、 ファッションや流行に興味が無い。
 4、 一般常識、女性への気遣い、マナー、エチケット等が解ってない。
 5、 理想がメチャメチャ高い。
 などの理由からである。

 翔と龍太郎は沖縄の上空にいた。 翔が「この世で一番魅力的で美しい航空機」と絶賛した機を、翔は自由自在に操れるようになっていた。
 高度八千メートルから、いきなり急降下に入る翔、龍太郎の機がその後を続く。
 訓練が終わると、翔はベットに両手両足を思いっきり広げて「バーン」と言いながら、うつ伏せで飛び込む。 すると、龍太郎は、車にひき殺された蛙のような格好になっている翔の尻を、足で蹴る。 翔が「フェッ!」と変な声を出す。 これが、いつも、お約束の光景である。

 或る日、翔に初陣のチャンスがやってきた。 翔の初陣は、特強の初陣でもあり、今後の特強の存亡がかかっている。
 自衛隊が普段、戦争ではなく災害救助等をしてるのと同じように、特強もまた、できれば起きない方が良いテロ事件を、指をくわえて待っているわけにはいかないのである。
 特強の初陣は、民間人の警護だったが、贅沢はいえない。 特強の本体は、必要と考えられるあらゆる秘密兵器を携え、警護すべき民間人のいる地方へと向かった。

 変装した翔は、警護すべき人物を含めた数十人の民間人の前に現れ、偽名で紹介された。
 すると、翔の目の前の人々は、いっせいに、ざわめき始めた。
 「えーうっそー!」。「か、か、かわいすぎる!」。

 「丹治春奈」を含めた数十人の女子高生徒の前に現れた翔の姿は、
聖美少女そのものだった。

 翔は中学2年になっても、声変わりしなかった。 髭も太いすね毛も生えず、喉仏も出てこなかった。 それどころか、乳首が女性のように大きくなった。 それは、23歳になる今も同じである。
 しかし、翔の恋愛相手は女性のみ、男に恋愛感情は全く無い。 心と性器は100%男である。
 思春期を過ぎた翔は、女性の裸が見たくて見たくてしょうがない。 翔は女装して都内の浴場の女湯に入り始めた。
 翔は、高校3年の時まで、全くばれず、この性犯罪を何百回と繰り返していたが、ある日、滑って転び、気を失ってしまい、ついに御用となった。
 そして、高校を卒業した翔は、特強のボス「山本」の計らいで、大学に進学。 更に、航空機の操縦訓練、格闘訓練、射撃訓練、そして、完璧な美少女に化けるための訓練を始めたのである。

 「丹治春奈」を始めて見た時、翔は「えー! こんな色っぽい女子高生と、ずうっと一緒にいたら、絶対なんかしちゃうよ俺!」と思った。
 翔は以前「ジョシコウセイ」という言葉を聴いただけで興奮し、鼻血を出したことがある。  翔は早速、下半身の宝が大きくなってくるのを感じた。
 下校時になり、翔(萌)と春奈は、駅前に向かい歩き始めた。 あれだけ訓練したのに翔は春奈と何を話してよいのか解らない。 ついに「首からなにを提げているの?」と春奈の方から聞きだした。 翔(萌)は「水筒です」と答えるのがやっとだった。
 男子高校生が、まさか相手が野郎とも知らずに、翔(萌)に言い寄ってくると、翔は訓練のマニュアルどおり「私、ちゃんとした彼氏がいるので、ごめんなさい。」と言いながら、心の底で「男はみんな死んでしまえ!」と叫んでいた。
 バスに乗ると春奈は翔(萌)に聞いた。「今日これから萌の家に遊びに行ってもいい?」 翔(萌)は直ぐに「いいよ」と答えたが、心の底では「だから、マズイって!。 俺!絶対なんかしちゃうって!」 翔は、またしても、下半身の宝が大きくなってくるのを感じた。

 翔は、なんとか頑張り抜いて、今日のところは春奈を無事、家に帰した。
 翔は、猫たちをかき分けると、ブラジャーをはずし、いつものように、ベットに両手両足を思いっきり広げて「バーン」と言いながら、うつ伏せで飛び込んだ。 しかし、龍太郎がいないので、だれも翔の尻を足で蹴ってくれない。 しかたなく翔は自分で尻を持ち上げ「フェッ!」と声を出した。 「むなしすぎる!」
 しかし、こんなことでは、絶対マズイ。 翔は龍太郎に電話をかけて相談した。
 龍太郎「抜きまくれば良いんだよ。 夜抜いて、朝、昼、晩とトイレで抜け!。 抜いたら、ちゃんと洗えよ。 臭いは残すなよ!。」
 翔「なるほど、その手があったか!」
 龍太郎「それより、お前、その格好で立ち小便するなよ。 立ち小便する美少女なんて聞いたこと無いからな。」
 翔は以前「完璧な美少女に化けるための訓練」の一環として、龍太郎を彼氏に見立て、カップルでドライブしたことがある。 しかし、気心の知れている龍太郎を彼氏役にしたのは大失敗で、山の上の着くと、翔は美少女の格好のまま、立ち小便を始めたのである。
 電話を切ると、翔は、春奈との「!!!!」を思い浮かべながら、「!!!!」し始めた。 この夜、翔は、春奈で3回もイッてしまった。 「むなしすぎる!」

 何日かたつと翔は、ノーマルな春奈との「!!!!」を思い浮かべるのに飽きてしまった。
 翔は、猫の両後足を両手で持ち上げて「ブーラン、ブーラン」させると、この猫が春奈だったらと、想像をはじめた。
 翔「逆さ吊り? んー、これはいいかも!」
 次に翔は、猫を回転椅子に乗せると、思いっきりグルグルと回した。
 猫は目が回り、グルグル回る景色をビックリした顔で見つめた。
 翔「んー、これは猫だから面白いが・・・・ パス!」
 一体こいつは何を考えているんだ!!。

 さらに、何日か経ったある日、翔の家に遊びに来ていた春奈は、うたた寝を始めてしまった。
 翔は春奈の耳元で「春奈、春奈、春奈」と呼んでみたが起きない。
 「スース-」という春奈の寝息が聞こえる。